|
カテゴリ:食材・食品・飲料・酢・サプリ
とくダネ(2006/12/11放送)より
「トランス脂肪酸」危険度 アメリカ・ニューヨークで使用禁止へ 日本の食品の実態は? 「トランス脂肪酸」 マーガリンなどの加工油脂に含まれる脂肪酸の一種 油を加熱する過程や固形化処理の際に人工的に生成される トランス脂肪酸が含まれる食品にはどんなものがるのか? デニィッシュロール、ポテトチップス、ポップコーン ドーナツ、フライドポテト、チキンナゲット、シュートニング、マーガリン バターは太るから マーガリンに変えた という人も結構いるのではないでしょうか? トランス脂肪酸はマーガリンやショートニングなどに含まれる脂肪の一種 大量に接種すると心臓病などのリスクが高まると指摘されており すでにアメリカではトランス脂肪酸の表示が義務づけられている 今後2008年7月までに ニューヨーク市内の業者らは 油を変えることを余儀なくされ 違反業者には罰金が課せられることになる。 現地の反応は。。。 「トランス脂肪酸を知っている?」 「もちろん!規制には賛成さ 健康的な食生活が一番だから健康に影響があるなら規制すべき」 「禁止令は出すべき?」 「トランス脂肪酸を禁止するだけであらゆる問題が解決するとは思わない」 「禁止令はいいと思う?」 「とてもいいこと 企業の利益より人の健康のほうが大切」 アメリカのケンタッキーフライドチキンは 来年4月までに 代替油に切り替えると発表した では、このトランス脂肪酸は具体的にどんな病気のリスクを高めるのか? (国立健康・栄養研究所・江崎氏) アメリカの研究でわかっているが トランス脂肪酸を食べている量を調べておき その人が10年間で心筋梗塞を発症するか調べたところ 食べれば食べるほど心筋梗塞が増える! 調査によるとカロリー中のトランス脂肪酸が 1.3%の人を1とすると 2.8%の人はリスクが1.3倍高いことがわかった こうしたことを日本人は知っているのか? 街頭インタビューでは知らない人ばかりだった 日本では今のところトランス脂肪酸に関する法規制はない その理由について内閣府食品安全委員会は。。。 日本人のトランス脂肪酸の1日の摂取量は総エネルギー量の0.7% そういった意味では国際機関の1%未満という基準を満たしている と考えている 99年のデータによると 1日の摂取エネルギーに占めるトランス脂肪酸の割合は アメリカ人のおよそ1/4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ 日本 0.7%(1.56g) アメリカ 2.6%(5.8g) WHOの勧告 1%未満(約2.2g) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ しかし こうしたデータには表れてこない部分があると江崎氏は指摘する 日本人の中でも欧米並みに スナック菓子、ケーキ、ドーナツを食べている人が多いということ! 特に若い人 女性が多い!(ドキッ 果たして 今後日本の外食産業はトランス脂肪酸に対して どんな対応をしていくのか? 実際に食べた場合のトランス脂肪酸の摂取量を調べてみる マーガリンはメーカによってずいぶん違っている 食パン1枚に8g使用で 0.12~0.65gだった バターA 8g使用ー0.14g フライドポテトA(M)135gー4.55g 菓子パンA1個45gー0.19g 菓子パンB1個45gー0.95g コーヒー用ミルクA1個ー0.29g コーヒー用ミルクB1個-0.01g カップ麺A1個(麺のみ)-0.03g ポテトチップス1袋90gー0.15g 海外のトランス脂肪酸対策 ・アメリカ⇒含有量の表示を義務付け ・カナダ⇒原則として含有量を表示 ・デンマーク⇒国内の全食品において トランス脂肪酸の含有率を総脂肪の2%以下に規制 買うもの全てが安全だという基準になっている 日本の外食産業はどうなっているのか? ・マクドナルド⇒日本の食生活から健康への影響は小さいので 今のところ調理油の切り替えは考えていない ・ミスタードーナツ⇒数年前から研究中 ・ロッテリア⇒12月15日以降対応公表 ・ケンタッキーフライドチキン⇒今年10月から全店で トランス脂肪酸を半減した調理油に切り替えた ・ウェンディーズ⇒米国と同時に今年10月全店で トランス脂肪酸ゼロの調理油に切り替えた ・セブンイレブンはホームページで公表している お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[食材・食品・飲料・酢・サプリ] カテゴリの最新記事
|