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2007.02.14
カテゴリ：本当は怖い家庭の医学
本当は怖い家庭の医学（診察日：2007年2月13日 ）より
テーマ： 夫婦で気をつける病気スペシャル 『本当は怖い妻の一言～蚤の夫婦の悲劇～』 Ｙ・Ｋさん（男性）／５３歳（発症当時） サラリーマン 結婚生活２５年、毎日聞かされる妻のイヤミな一言に堪え、 言いたいことも飲み込んできたＹ・Ｋさん。 ある日、子会社への出向を命じられたことを妻に告げますが、 妻は給料が減ることを嘆くだけでした。 そんなＹ・Ｋさんに小さな異変が現れたのは、出向して２週間が経った頃。 夕食中、またまた妻のイヤミな一言を我慢していたところ、 胃のむかつきを感じたのです。自分では慣れない職場で 気疲れしているせいと軽く考えていましたが、その後も異変は続きました。 （１）胃のむかつき （２）歯が浮く感覚 （３）左腕のしびれ ＜なぜ、妻のイヤミな一言からストレス性赤血球増加症に？＞ 「ストレス性赤血球増加症」とは、ストレスが原因で 血液が濃縮（ドロドロ血）、血液中の赤血球の密度が高くなり、 心筋梗塞や脳梗塞の原因となることもある恐ろしい病気です。 現在、４０才以上の男性の１０人に１人は、 この赤血球増加の傾向にあると言われています。 そんな状態にもかかわらず、度重なる「妻の一言」は、 Ｙ・Ｋさんの体をさらに蝕んでいきました。 そのストレスが今度は肝臓を刺激。 血液中のコレステロールを増加させ、喫煙など日頃の生活習慣もあいまって、 動脈硬化を進行させたと考えられるのです。 しかし、ストレスの多い世の中で、なぜＹ・Ｋさんだけがこんな事に？ それは「自分さえ我慢すればいい…」と考えてしまう彼の性格にありました。 人によって、ストレスの感じ方は千差万別です。 しかし、Ｙ・Ｋさんの場合は最悪のタイプ。 ストレスをまともに受け溜め込んでしまう、 最も影響を受けやすい性格だったのです。 こうして日々ストレスを受け続けたＹ・Ｋさんの血管は、 いつ心筋梗塞を起こしてもおかしくない状態にまで悪化。 そして最後の瞬間、興奮したせいで、冠状動脈が一気に縮み、血管壁が破裂。 そこに出来た血栓で血管が詰まり、ついには心筋梗塞を起こしてしまったのです。 あなたは最近 妻の言葉にカチンと来たことはありませんか？ そのことでストレスを溜め込んではいませんか？ そして何より 妻はそのことに気づいていますか？ 「妻からの一言による夫のストレス度チェック」 ・夫が皿を割ってしまった時の一言 ・夫の上着から飲み屋の女性の名刺を見つけた時の一言 ・夫が薄くなった頭髪を気にしている時の一言 ・夫が酒によって深夜に帰宅した時の一言 ・夫から「早く帰る」と電話があった時の一言 夫が妻に言って欲しい理想の言葉 妻の現実の言葉 この回答のギャップ「不一致」を見る。 不一致が多いほどストレスは多いということになる。 ＊しかし たとえ不一致が多くても 本人のストレスの受け止め方で違いはある。 ストレスをしっかり受け止め 気分転換をするとか ゆっくりお風呂に入るとか 趣味などで解消して引きずらないことが大切。 奥さんが夫にストレスをかけないように配慮することも大切。 ハイ！気をつけまーーす<(￣0￣;)> お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007.02.14 21:20:54
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