|
カテゴリ:歯・歯周病・噛みあわせ・口臭・味覚・口
本当は怖い家庭の医学(診察日:3月13日)より
『本当は怖い口臭~臭う悪魔~』 T・Mさん(女性)/67歳(発症当時) 無職 2年前に夫を亡くして以来、一人で暮らしてきたT・Mさん。 ある日、遊びにきた孫娘から口が臭いと指摘されてしまいました。 最近では人と接することが少なくなり、 日々の歯磨きも怠りがちになっていたT・Mさん。 さっそく歯磨きを始めたところ、歯茎から血がにじんでしまいました。 孫娘に嫌われないよう、ちゃんと歯を磨こうと決心したT・Mさんですが、 その後も気になる異変が続きました。 (1)口臭 (2)歯茎からの出血 (3)食後、声がかすれる (4)倦怠感 (5)食欲不振 <なぜ、口臭から誤嚥性肺炎に?> 「誤嚥性肺炎」とは、通常、食道を通るべき食べ物が誤って気管から肺に入り、 そこに含まれる雑菌などで起こる肺炎のことです。 夫を亡くして以来、気ままな一人暮らしを送るうち、 日々の歯磨きを怠るようになっていたT・Mさん。 「口臭」や「歯茎からの出血」といった症状にみられるように、 いつしか彼女は歯周病になっていました。 その結果、口の中に肺炎を引き起こす様々な雑菌が繁殖してしまったのです。 ではT・Mさんの場合、 なぜ口の中の雑菌が肺にまで侵入してしまったのでしょうか? 普段、私たちは物を飲み込む時、脳から送られた指令で 喉頭蓋と呼ばれる弁を閉ざし、気管に入り込むことを防いでいます。 ところがT・Mさんは、高齢であることに加え、 自覚症状のない小さな脳梗塞を引き起こしていたため、 脳からの指令がうまく伝わりませんでした。 その結果、物を食べるときはもちろん寝ている時にも、 口の中にある大量の雑菌が唾液とともに肺の中に流入。 ついに炎症を起こしてしまったのです。 しかし、高齢のため強い症状が出ず、 肺炎になっていることに気付かなかったT・Mさん。 でも実は彼女の場合、とても分かりやすいサインが出ていたのです。 それこそが、あの「食後に声がかすれる」という症状。 これは誤って気管に入った食べカスが声帯の上に付着し、一緒に振動して起きたもの。 食後にだけ声がかすれるのは、誤嚥性肺炎を疑う重要なサインなのです。 ところがT・Mさんは、これも大したことはないと放置。 ついに炎症は、片側の肺の大半に広がってしまったのです。 幸いギリギリのところで発見されたため、T・Mさんの病は大事に至らず済みました。 この病の予防で最も大切なのは、何と言っても、口の中を清潔にしておくこと。 事実、誤嚥性肺炎の発症率は、口腔ケアを行わないと、 およそ2倍になるというデータもあるのです。 あなたは最近 自分の口臭をチェックしていますか? 食後に声がかすれるようなことはありませんか? そして何より 毎日きちんと歯を磨いていますか? 誤嚥性肺炎は寝たきりの高齢者に多いと考えられていたが 最近では元気な人でも発症することがわかってきた 寝たきりでない肺炎患者でも70%が誤嚥が原因というデータがある むせる機能が低下することもある 話しながら食事をした時にむせる人は要注意 誤嚥性肺炎の予防法 口の中に細菌を増やさないこと 普段の歯磨きでどれだけ口の中を清潔にしているかが重要 電動歯ブラシを使うのはよい! 3つのタイプの電動歯ブラシがあって 上下、横、超音波、それぞれに利点がある。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「デンタルケア 」売れ筋ランキング ├ 歯ブラシ ├ 電動歯ブラシ ├ 歯磨き粉 └ 口臭予防 楽天市場「歯周病」で検索 楽天市場「デンタルケア」で検索 ├歯ブラシ ├電動歯ブラシ ├歯間ブラシ ├歯磨き粉 ├口臭予防 ├タン(舌)クリーナー └ デンタルフロス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.14 21:07:19
コメント(0) | コメントを書く
[歯・歯周病・噛みあわせ・口臭・味覚・口] カテゴリの最新記事
|