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カテゴリ:子宮筋腫・更年期障害・子宮がん・女性外来
本当は怖い家庭の医学(2007/4/3放送)より
乳がんのしこりの感触は!自己検診法 今年2月 衝撃的な統計結果が発表されました。 乳がんの発症リスクとしてこれまでわかっていた 初潮年齢が早い・出産経験がないの他に 背が高いことが新たに指摘されたのだ。 特に身長が160センチ以上の閉経後の女性に多いという結果が… しかし乳がんは早期発見により生存率が高くなるガンでもある。 例えば ガンの大きさが2センチ以内のステージ1のガンであれば 生存率は99% だからこそ早期発見が何より大切。 そのために最善の方法はマンモグラフィやエコーなどの 乳がん検診を定期的に受けること しかし日常的に家庭でできることもある。 それが「自己検診」 乳がんはしこりというサインが出ることが多いため 他のガンより自分で見つけやすいガンなのだ。 どうやって乳がんのしこりを発見するのか? 「乳がん自己検診法(1)視診」 1)自分の胸がよく見える鏡の前に両手を下げて立つ 2)下着を外し乳房を観察 チェックするのは3項目 ・左右の乳房の大きさの違い ・左右の乳房の形の違い ・乳頭や皮膚の凹み 乳がんのしこりがあるとエクボのような凹みが現れる ガンが乳腺の外側にでき皮膚や脂肪を内側に引っ張っている 「乳がん自己検診法(2)触診」 1)上半身裸で仰向けに寝る 2)右乳房チェック ・右手を頭の後ろに置き 左手で右の乳房を触る 3本の指で乳房をしっかりと押さえ指先に当たるものがないか調べる 薄く伸ばすように押さえることでしこりが発見しやすくなる 左の乳房チェック ・左手を頭の後ろに置き 右手で左の乳房を調べる 少し痛むくらいに強く押さないとわからない。 しかし自己検診をやっても気がつかない人がいる。 それは しこりに触ったことがないため感触がわからないのだ。 乳がんのしこりの感触とは? 肉まんに梅干しの種を入れたときのような感触。 梅干しの種は形・大きさ・硬さがガンと似ている。 大きさはステージ1のガンとほぼ同等。 梅干しの種と同じ大きさのしこりを発見すれば生存率は99% 梅干しの種を肉まんのどこに入れれば乳がんのしこりとなる? 乳がんができやすいのは左右ともに外側に上部で5割以上と圧倒的に多い。 種を奥まで押し込み肉と皮の間に配置する。 種を入れた後はティッシュなどで栓をする。 ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ 胸の小さい人は乳がんの危険度が低い? 乳房の大小に関わらず乳がんになる可能性はある 何歳から乳がん検診を受けるべき? 30代からマンモグラフィとエコーの併用による検診を受けたほうが安心 年1回受診することをオススメ しこり以外に発見法は? 乳頭を押して出血する場合は要注意 しこりができる前の乳がん(石灰化)もマンモグラフィで発見できる 石灰化が見つかったが大丈夫? 良性で「問題ない」と診断されていれば大丈夫 どんな大きさの乳房でもマンモグラフィ検査を受けられる? 男性でもマンモグラフィが受けられるので大丈夫 男性にも乳がんはある? 女性の1%程度の頻度で男性も乳がんになる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.05 19:52:19
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