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2007.04.27
カテゴリ：病院・健康診断・主治医・薬
カラダのキモチ(2007/4/22放送）より
目指せ予防の達人！知って得する健康診断 中高年の間で話題のツアー！一見普通の旅行なんですが 何と温泉や自然を楽しみながらカラダを点検できるというもの。 健康診断がレジャーになる時代 ちゃんと健康診断を受けていますか？ 健康診断を強制されない主婦や自営業の人は 受けていない人が多いのが現状。 しかしずっと元気でいるためには年に一度の健康診断が不可欠。 健康診断の目的はまず一次予防。 その一次予防で今の健康状態を知る。 それがひいては生活習慣病を知るということになる。 厚生労働省は来年、平成２０年より ４０歳以上の被保険者の健康診断の義務化を発表した。 １年に一度は自分のカラダの声を聞こう。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 健康診断○×クイズ・健康診断の始まりは江戸末期である？ ⇒× 明治１１年に子どもを対象にした「活力検査」 当時の活力検査は腕の長さや力こぶの大きさを測定した ・動物の中で｢痛風」になるのは人間だけである？ ⇒× 最も痛風になりやすいのは｢鳥」 鳥類は腎臓で痛風の原因物質・尿酸を分解できないため 尿酸が体内にたまりやすく痛風になりやすい 健康診断を受ける頻度は？ 人によって年齢によってだが 少なくても１年に１回は健康診断を受けるとよい。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ＜住民に健康意識を高めた秘策＞ 昨年６５歳以上の心筋梗塞の死亡率が 県内で最も高かった兵庫県尼崎市 その原因のひとつが２０～４０代の国保加入者の 健康診断受診率が５％と低かったこと。 しかし 街をあげての取り組みによって わずか１年で 健康診断の受診率を２倍以上に上げた。 その取り組みとはどんなものか？ 商店街に出向いて １軒ずつお店を回って受診を呼びかけた。 健康診断の大切さを話した。 商店街・市役所ロビー・駅前など 町の人たちが受診しやすい場所に検診会場を設けた。 さらに受診者全員に検査結果の説明をしている。 アフターケアも徹底的に行い市民の健康意識を高めた。 検診のおかげで病を未然に防げた方も… ～自営業男性４４歳～ 市役所から案内が来て鉛鉱診断を受けた。 診断結果は 「ちょっと太り気味、カラダをどんどん悪くしていきますよ」 どうやって改善していったらよいかを説明された。 自分で納得できたのでアドバイスにより 毎日 ２０分以上のジョギング、夜ご飯を１膳まで わずか半年でウエストが１０ｃｍ減り ６ｋｇの減量に成功 健康かカラダを取り戻した。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 健康診断のありがたさをよく知るのは離島の人たち 広島県上蒲刈島の島民約２６００人。 島では変わった健康診断が行われていた。 診療船がやってきて 船内で健康診断を行っていた。 まさに海に浮かぶ病院だった。 何かあってからでは遅い 島の人たちは健康診断の大切さをわかっている。 健康診断でガンの早期発見ができた人もいた。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ＜検診結果の見方＞ 「健康診断で行う血液検査」 血中脂質 総コレステロール：基準値：１５０～２１９ ＨＤコレステロール：基準値：男性４０～８６：女性４０～９６ ＬＤＬコレステロール：基準値：７０～１３９ 中性脂肪：基準値：５０～１４９ 血中脂質とは生活習慣病に直接関わる項目 ＨＤコレステロールとは善玉と呼ばれコレステロールを回収する ＬＤＬコレステロールとは悪玉と呼ばれ血中にコレステロールをばらまく ＬＤＬコレステロールが高くなると動脈硬化になる危険がある またコレステロールは細胞の血管の材料になる不可欠なもの 総コレステロールが低すぎると血管がもろくなる ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 血糖値 基準値：空腹時血糖 ７０～１０９ 異常値だと疑われる疾患は 高いと糖尿病、低いとすい臓の腫瘍 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 肝機能 γーＧＴＰ：基準値：女性～３０：男性～７０ ＡＳＴ（ＧＯＴ）：基準値：１０～４０ ＡＬＴ（ＧＰＴ）：基準値： ５～４０ 肝細胞が傷つくとできる酵素 酒やウイルスなど原因で項目が分かれる γーＧＴＰが高いとアルコール性肝障害、脂肪肝、すい炎、すい臓がん ＡＳＴ・ＡＬＴが高いと肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害、 胆石症、胆のう炎、すい臓がん ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 腎機能 尿酸値:基準値：女性２．５～７．０：男性３．７～７．０ 尿酸値が高いと痛風、腎機能障害、動脈硬化 尿酸値が高くなると腎臓に問題がおきやすい。 循環器の血管にも悪影響が出やすくなる。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ＜健康診断の賢い受診心得４か条＞ １）検査前の飲食に注意（普段どおりの生活を心がける ２）結果に一喜一憂しない ３）検査場所はなるべく変えない（毎年比較するため ４）３０代以上は追加の検診を 「オススメの追加検診」 男性３０～４０代ーーー胃・肺・大腸がん 男性５０代ーーーーーー上記・前立腺がん 女性３０～４０代ーーー乳がん・子宮がん 女性５０代ーーーーーー骨粗鬆症    ■ゴールデンウィーク目前！まだ間に合う｢オススメの宿特集」 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007.04.27 21:31:34
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