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カテゴリ:子宮筋腫・更年期障害・子宮がん・女性外来
本当は怖い家庭の医学
ガマンしている身体の不調を一挙解決!「専門外来スペシャル」 <女性外来> 女性にまつわる病気全て診察する外来 千葉県立東金病院に2001年全国に先駆けて開設された 女性専門の医療施設「女性外来」があります。 体がだるい、ほてる、めまいがするなど 様々な症状に悩まされ検査をしても原因がわからない そんな病を特定し症状を改善してくれ 女性たちの駆け込み寺ともいえる場所。 天野恵子先生は内科・婦人科・精神科など様々な分野に精通。 わずか6年間で7000人以上の女性を救ってきた名医。 女性外来とはどんな診察をするのか? ~実際の患者の症例~ 33歳女性、今から5年前の28歳の頃 生活が不規則な営業の仕事から心機一転 事務職の派遣社員となった。 そこにはヒステリックなお局様的な上司がいた。 周りの派遣社員たちは次々と辞めていった。 彼女は自分され我慢すればと勤め続けた。 転職して3ヶ月、最初の異変が現れた。 1)突然、太ももが痙攣し始めた 放っておくと今度は 2)引きつるような筋肉の痛み 心配になって整形外科を受診するが痛みはあるのに異常なし。 3)今度は微熱が続いた 37~38度の熱が毎晩でた。 4)喉を締め付けられるような痛み 相次ぐカラダの変調に不安をいただき 彼女のドクターショッピングが始まった。 神経内科、婦人科、循環器科など思い当たる専門医を次々受診。 しかし検査結果は全て異常なしだった。 その間にも症状は悪化する一方だった。 それでも持ち前の生真面目さと家族に心配をかけたくない という思いから家族にも隠し続けた。 大切な恋人にも元気に振舞って見せた。 この気遣いが症状を悪化させるとも知らず・・・ どれほど症状を訴えてもどの病院でも原因がわからない。 1ヵ月後 決定的な事態が 5)頭皮の激痛 髪もとかせないほどの痛み 6)全身の痛みも もはや我慢の限界だった。 この病院で原因がわからなかったら結婚もあきらめようと 思っていたところ運命の医師とであった。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 女性外来の診察とは? まずは問診から始まるが女性外来もこの問診が重要。 天野先生の問診は初診の場合 最低でも30分時には1時間 じっくり患者の症状を聞き出す。 患者の話を遮らず何を言っても否定しない。 これが問診の最大のポイント。 こうすることで患者自身も忘れてたことや 関係ないと思う症状まで聞きだすことが出来る。 聞き出した症状から 一見ばらばらだった症状の 病の正体を探っていく。 まず 注目したのは「微熱が続く、喉の痛み」という2つの症状。 ここで先生の頭にはある病名が浮かぶが それを確認するため日常生活にまで踏み込んだ問診を始めた。 これこそが女性外来の真骨頂。 日常生活のストレスや問題で日々の暮らしが辛いなど 「暮らしの質」が低下していると 病の発症と関わっている可能性がある。 病の本当の原因となっている暮らしの中から探り出す。 その結果、彼女の場合「職場でのストレス」が 病のきっかけと判断された。 しかし多少のストレスや悩みは誰にでもあるもの。 問題となるのは「ストレスの受け止め方」 生真面目な彼女はストレスを重く受け止め さらに周りにも症状を打ち明けられなかった。 それが更なるストレスとなり 心の負担が病を悪化させた。 血液検査などで他の病気の可能性を完全に排除した結果 最終的な診断が下った。 病名「慢性疲労症候群」 感染症やストレス等が原因で神経、内分泌、免疫系に変調。 身体中に痛みが出たり 疲労感が長期間続く病。 症状が多岐にわたり通常の検査では異常が見つからないため診断が困難。 年間患者数は約20万人。7割が女性。 問診によって何もかも吐き出した彼女は一筋の涙を流した。 これも女性外来の重要な要素。 女性の場合 心の負担がカラダの異変につながることが多いため 丁寧に話を聞く問診自体が精神的なケアにつながり 絶大なカウンセリング効果をもたらす。 彼女には4種類の薬が処方された。 抗うつ剤、抗不安薬、鎮痛剤、漢方薬 女性の身体に優しい漢方薬を積極的に使用するのも女性外来の特徴。 それから5年、彼女は病も完治し 現在一児の母となり幸せな生活を送っている。 患者と正面から向き合って その全てを引き受けて病を治すのが 女性外来が目指す医療 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 受診患者は92%が体調不良でやってくる。 よく話を聞くとその4割がメンタル面に問題があった。 子どもの問題、親の介護、姑との関係・近所付き合い・・ 小さな悩みでも受け取り方一つで大きなストレスになる場合がある。 物事を気にしすぎる性格の人は小さな悩み事でも体調を崩しやすい。 「気に病み度問診」 様々な嫌な出来事が起きたと仮定し、それをどの程度気にするか? VASスケールという尺度で測定する。 VASスケールとは「痛み」や「感情」などを 感じ方の程度で数値化する測定法。 10cmのメモリの中で 全くないが0cm、 最高にあるを10cmと設定し 0~100ミリのメモリ上で感じ方の度合いを表す。 10種類のよくない出来事を 今なくても 将来それが起きた場合 どの程度気になるか?で答える。 10問全ての平均値があなたの「気に病み度」 1)意地悪な姑と同居することになった 2)夫が浮気をした 3)子どもが不登校になった 4)仕事に遅刻した 5)上司に怒られた 6)財布をなくした 7)親の介護をすることになった 8)カラダの不調を感じた 9)近所で悪口を言われた 10)容姿の衰えを感じた 女性患者の平均値62.7以上だとレッドゾーン 今後は、今より少しだけ自己中心的になり 物事を気に病みすぎないことが大切 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 女性外来の治療で重要なのはメンタルケア 今メンタルケア効果のあるある治療法が注目を集めている。 それが心と身体を元気にする「リハビリメイク」 そもそもリハビリメイクは顔に損傷を折った人が 社会復帰するためのメイクアップのこと。 その第一人者はフェイシャルセラピスト「かづきれいこ」先生。 東京女子医科大学の非常勤講師として多くの女性たちを救ってきた。 近年 力を入れているのがより広範囲なリハビリメイク。 そのテクニックが更年期障害やうつなど 精神的な悩みを抱える女性の症状改善に繋がることがわかってきた。 リハビリメイクを受けた更年期障害の女性を調査した結果、 メイク後2週間で大幅に症状が改善したというデータがある。 ■楽天「かづきれいこ」で検索 家庭で簡単にできる「リハビリメイク法」 「血流マッサージ」 目の周りにたまった血液を静脈に送り心臓に戻す。 目尻から目の下を通って 目頭から目の上を通って 目尻の上から耳の前から首筋に流す。 ポイントはメイク前に血流マッサージ。 たるみ・むくみが取れ肌のハリと艶が蘇る。 黄色のファンデーションを血流マッサージの方法で塗る。 ポイントはファンデーションは立体的に塗る。 顔の横顔から(側面)を塗ってから、顔の中心を塗る。 日焼けしやすい目元にはオレンジのファンデーション。 まぶたと鼻筋に白パールを入れる。ここがポイント。 加齢とともにくすんだ肌には白を置いたほうが明るい印象に。 中年はシャドウにブルーを塗ってもすぐ灰色に変わってしまう。 それは肌がくすんでくるため ブルーに見えるようにするには白。 眉毛のポイントは眉山から眉尻へ眉山から眉頭へと立体的に描く。 軽くアイラインを引き ビューラーでカールしてマスカラをつける。 リップを塗って完成。 リハビリメイクで自信を持つことで心が前向きになる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.09 22:36:33
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