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カラダのキモチ(2007/8/19放送)
夏こそカレー!健康スパイス入門 最近 なかなか録画ビデオを記事にできずにたまっている状態です。 ずいぶん前の放送分になっていましたが「カレー」気分なので! 「カレー再発見フォーラム」というカレーの研究発表会。 カレーの健康効果などを科学的に検証するために1999年に設立。 こんな会が開かれるほどカレーの健康効果は注目されている。 最近ではメタボリックや癌の予防に効果があると カレーの様々な健康効果が研究されている。 カレーの健康効果にいち早く注目したカレーの研究第一人者 日本薬科大学・医学博士・丁宗てつ先生 カレーの健康効果の秘密はスパイスにある。 スパイスは本来料理の香り付け、色づけなど脇役。 カレーは脇役であるスパイスが主役になっている。 夏に食べたくなるカレー カレーのスパイスが健康の秘訣 胃腸の働きを活発にし食欲を増進させるというスパイス。 そんなスパイスが主役のカレーは 食欲が落ちる夏場にうってつけのメニュー ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ カレー○×クイズ Q、カレーの消費量日本一は ラッキョウ生産日本一の鳥取県? A、○ ラッキョウ生産日本一の鳥取県は 一世帯当りのカレールウ購入量が3年連続日本一 (総務省 統計局 家計調査平成16~18年) Q、国産第一号のカレー粉は薬屋が作った A、○ 明治38年に大坂の薬種問屋「今村弥」が 国産第一号のカレー粉を製造 カレーに使うスパイスの大半が漢方薬に使用されている ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 先生が冷え性女性10人にカレーを食べてもらい 食後の体温変化を測定する実験を行ったところ (通常のカレーとスパイスを抜いた擬似カレーとで比較) その差は顕著に現れ通常のカレーを食べた時のほうが 足の指では約2℃上昇するなど 体の表面の温度が大幅に上がっただけでなく カラダの代謝にかかわる深部体温も約1℃上昇。 このことからカレーは冷え性や冷房病の予防効果が期待できる。 カレーを食べると体温が上がってくる新陳代謝も上がってくる カレーは辛いからそんな効果があるのか? そうではなかった。 体温や新陳代謝を上げる作用は カレーの中の辛くないスパイスにある。 さらにそれらのスパイスには脳の血流量を増やし 集中力を高める効果もある(個人差はある) ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ <カレーの達人に学ぶスパイスの活用術> カレーに含まれるスパイスの健康効果 辛いスパイスばかりと思いきやその大半は辛くなかった。 実は辛くないスパイスにこそ秘密が… カレーの達人であるインド人はスパイスをどのように使っているのか? インド料理専門店「ジョテイ」 本格的インドカレーの味を日本に伝え続けて23年。 カレーの伝道師こと料理長のモハン・シンさん。 こちらのカレーに使われているスパイスは実に10種類以上。 料理長によると特に重要なのは辛くないスパイス コリアンダー、クミン、ターメリックの3つ! カレーの味はこれらのスパイスの味。 辛いのは唐辛子の辛さではなく香辛料を食べると元気になる。 唐辛子はあくまで辛味の調整役。 コリアンダー、クミン、ターメリックの 辛くないスパイスがインドカレーを支えている。 ■楽天「ターメリック」で検索 ■楽天「クミン」で検索 ■楽天「コリアンダー」で検索 インドでは料理に欠かせないスパイスですが インドでは料理以外の使用法があった。 スパイスの中には食べ物と薬の両方の役割があるものがある。 例えば チャイ(インド風紅茶)に クミンを入れて飲むと胃のむかつきを抑えられる。 *インドでは民間療法として日常的に行われている。 ■楽天「チャイ」で検索 インドではクミンやコリアンダーには 胃腸の働きを活発にする効果があると言われている。 単身赴任中の料理長の奥様が3ヶ月ぶりに来日。 自宅でご主人のためにカレーを調理。 1)好みのスパイスを石臼でひいて ガラムマサラ(混合スパイス)を作る 2)炒めた玉ねぎにガラムマサラを加える 3)刻んだトマトを加える 4)ターメリック・クミン・コリアンダーなどを適量加え塩で味付け ここがポイント! クミンとコリアンダーを多めに入れてお腹に優しい感じに仕上げた。 インドでは天候や健康状態に合わせてスパイスの分量を調節する。 5)刻んだオクラを入れる 「オクラカレー」の完成 インドではスパイスを使った調理法をカレーといい 1日3食カレーを食べる インドでは夏はカラダを気遣って野菜カレーが主流。 肉は消化がよくないので 消化能力が落ちた夏には カラダによくないので野菜カレーを食べる ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ターメリック(うこん)肝機能強化など カルダモン(しょうずく)消化促進など シナモン(けいひ)発刊作用など スパイスをブレンドするカレーは薬効の相乗効果が期待できる 日本で販売されているカレールウには 15~30種類のスパイスがブレンドされている。 インドで作られているカレーよりは 日本で作られているカレールウのほうが 使われているスパイスの種類は多い。 スパイスは新陳代謝を高めるため夏バテ予防の効果も期待できる。 最近の夏バテは冷たいものを飲みすぎて消化機能が弱る。 そういうものには効果がある。 ■楽天「カレールー」で検索 ■「カレールー」売れ筋ランキング ■楽天「カレー」で検索 ■「カレー」売れ筋ランキング ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ <健康効果を高めるカレーの食べ方「カレー道」> カレー道 其の一「作り方」 カレーは煮込んだほうが美味しいというあなた まさか夜どうし煮込んでいるなんてことはありませんよね? 「煮込む」⇒×「カレーは煮込まない」 スパイスはとてもデリケートなので煮込むと 香り・味・効能を失う可能性がる。 スパイスは味噌汁の味噌と同じ! ルウを入れてひと煮立ちしたら火を止めましょう カレー道 其の二「食べるタイミング」 夕食に食べることの多いカレーですが もっと効果的な食べる時間帯があった。 「朝にカレー」 朝にカレーを食べると自律神経を刺激し体温も上昇 心身ともにエンジンがかかりやすくなる。 カレー道 其の三「食べ方」 カレーを食べるときは冷たい水は× 実は冷水は健康面では逆効果だった。 カレーで温まった体を冷やしてしまうことになる。 飲み物は温かいものか常温の水にしましょう! 口直しには「冷たい水」ではなく 「福神漬け」や「ラッキョウ」などの付け合せで口直しを ■楽天「福神漬」で検索 ■楽天「らっきょう」で検索 腸に炎症のある人やカレーで下痢・便秘になる人は注意しましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.24 21:21:19
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