はなまるマーケット(5月13日)より
スカッと解消!シバタ本舗
市販薬を飲む量、若い人もお年よりも同じでいいの?
市販薬には、パッケージに年齢別に書かれています。
たとえば…
成人(15歳以上)と表記
15才以上に関しては特別細かく書かれていません。
そもそも薬を飲む量は、何を基準に決めているのでしょうか?
「
社団法人日本薬剤師会」
一般的に、だれが飲んでも平均的に効くように
作られているのが市販薬。
大体の目安としては、大人で体重が60キログラムの方を目安として
大人量として決めているそうだ。
=市販薬=
・誰が飲んでも平均的に効く
・大人量=体重60キログラム目安
年齢に関係なく、大人の飲む量は一緒だったんですが
お年寄りこそ、注意が必要だとか…
薬を飲む量は体格だけではなく、肝臓の働きも大きく関係している。
薬は体にとって異物の一種。
体に入った薬は、肝臓で一部が分解、解毒されてしまい、
残りの成分が血液を通って体全体に行き届く。
薬を作るときには 最初から肝臓で解毒された後に効く量で作っている。
もし肝臓の働きが良くない人が飲むと
予想以上に効き過ぎるということになる。
年齢を重ねるとともに、やはり腎臓や肝臓の機能が衰えてくるので、
若い頃に 比べると薬が効き過ぎる!という危険性がある。
だからお年寄りは注意が必要なのだそうだ。
市販薬の説明書をよく読んでみると、
「薬剤師に相談すること」の項目の中に
「高齢者」という項目がありました。
では 高齢者とはいったい何歳からなのでしょうか?
市販薬のメーカー5社によると…
65才以上とのことでした。
また子どもの場合の注意点
体格がいいからといって大人の量を飲ませてはいけません。
肝臓の機能が完全に発達しきっていないので、
用法・用量をしっかり守ることが大切。