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カテゴリ:病院・健康診断・主治医・薬
カラダのキモチ(2008/5/4放送)より
ここまで来た!最新医療 医療技術は非常に進歩のスピードが速い。 治せる病気の数や診断技術が増えるので より健康で安心して生活できるようになる。 患者の負担の少ない医療が求められている。 より短時間で正確な診断を行える技術が求められている。 「世界一細い注射針」 糖尿病患者向けの注射針の先端に最新医療技術が隠されている。 針の先端直径わずか0.2ミリ。 なんと髪の毛ほどの細さ。 その細さゆえ痛みを感じる神経、痛点に当たりにくくなっている。 しかも通常針を細くすすると薬が流れにくくなってしまいますが この細い針は先端を徐々に補足するという技術でその問題を解消。 一日に何度も注射しなければならない 糖尿病患者の苦痛を軽減することに成功した。 まさに痛みを減らす医療の進化! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 体の中が丸裸 驚異の体内映像 まるでアニメーションを見ているかのような体内の映像。 「320配列 マルチスライス CT」 一度に撮影できる幅が16センチと広いため 脳や心臓などは1回の撮影で十分。 そのため検査にかかる時間はなんと10秒かからない。 時間も短くしかも連続して撮影できるため 動いている臓器を動画でみることができる。 特に心臓の映像からは様々な情報が読み取れます。 心臓の動きが同のように障害されているか? 心臓の筋肉のどの部分が血流が少ないのか? 全ての情報を1回の検査で分かる。 今までわかりにくかった筋肉の動きまで詳細に把握できる。 脳の撮影では血管だけを表示できるため 脳梗塞ににつながる血管のつまりも早期に発見できる。 患者の負担を減らし精密な診断で病気を未然に防ぐ最新医療。 息を止めている時間が短くてすむのでお子さんの検査にも有効。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ <近未来の医療> ロボットが駅にいて救急車が来るまでの緊急処置をする。 その場に行くまでもなく遠隔で手術をする 形でロボットが使われるようになる。 2020年 街角に医療ロボット登場?! 「プレホスピタルケアロボット」 患者さんが病院に来る前に応急手当を支援するロボット。 通報を受けてから現場に救急車が到着するまでの時間は全国平均6.6分。 しかし 心配停止なのどの場合に応急処置が3分送れただけでも 救命率は半分以下になってしまう。 そこで活躍するのが救命支援ロボット。 イスに座ると患者の脈拍や血圧・心電図など患者の基本データを 自動的に計測 情報を即座に病院などに自動送信。 そのデータを元に医療従事者(医師)が テレビ電話を通じて応急手当の指示を行うことができる。 さらに遠隔操作で走行のコントロールも可能。 患者を救急車まで運ぶこともできる。 新幹線や飛行機、公共施設などに配置することで 迅速な応急手当が可能となる。 2020年に実用化を目指すという 未来の救命士「プレホスピタルケアロボット」 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 2020年 地球の裏側から手術!? ロボボットが命を救う未来。 それは手術室で現実のものとなろうとしている。 手術支援ロボット「ダヴィンチ」 日本にまだ4台しかないというハイテクロボット。 そのすごさは繊細な動きにある。 ダヴィンチの操作は医師が内視鏡カメラの映像を見ながら遠隔操作する。 小さな折り紙で鶴を折ることができるほど繊細な動き。 ダヴィンチのメリットとは? 最大のメリットは傷口が小さい。 出血量が少ない。 術後の疼痛が少なく 回復が早い。 アームを入れる部分の切開で手術可能。 お腹を広く切ることもなく 患者の負担も少なくてすむ。 手術支援ロボットはさらなる進化を遂げようとしている。 2001年手術支援ロボットを使った アメリカとフランスを結んだ遠隔手術に成功した。 世界にどこからでも最新の手術が可能になるのは遠い未来ではない。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 医師の使う道具も日々進化している。 「ギブス包帯」 包帯を巻くようにギブスが作れる。 水につけて患部に巻くだけで作れ 20~30分で完全に固まる。 世界各国で利用されている。 メリット ・強い(石膏ギブスの3倍の強度) ・軽い ・汚れが目立たない ・通気性がよい ・短時間で作れる。 「内視鏡カメラ」 鼻から入れるタイプもあるが口から入れるタイプも進化している。 ハイビジョンで観察できる。 胃の表面の細かい病変を見つけられる。 かん子を使って様々な検査・処置が可能。 胃の内部の異物を取り出すこともできる。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 究極のアンチエイジング医療 再生医療の専門家 医学博士の上田教授は カラダの臓器を作るための細胞を培養している。 再生医療というと イモリが尻尾が切れた時に また尻尾が出てくるのをイメージするかと思うが それと同じような理屈を人間でもできれば ありとあらゆる臓器ができる。 自分の細胞で それもたくさん活性力の高い細胞で いろんな臓器を作っていくのが再生医療。 つまり 失った体の組織を 細胞の力で元通りにさせる再生させる最新医療。 そのために必要な細胞がカラダの組織を作る元となる幹細胞。 この幹細胞 成長を続ける赤ちゃんの体に最も多く。 50代で1/40 80代で1/120と 大人の体にはわずかしか存在しない。 しかしそのわずかな肝細胞を見つけ培養し 再びカラダに戻すことで体の組織を再生させる。 理論的には20代の若さを保つことも可能だとか… 冷凍保存されている培養皮膚は やけどなどの治療に使用される。 皮膚を作る幹細胞を取り出す場所は口の中。 口の中の粘膜から皮膚を作る肝細胞を取り出していた。 皮膚でもできるが増殖するスピードが断然速いのが口の中の粘膜。 約4週間でハガキ100枚分に増殖する。 コレは人間1人分の皮膚に相当する。 今の再生医療でも 骨・軟骨。皮膚は簡単に作れる。 将来はすい臓・腎臓・心臓・脳などが作れるようになる。 自分の細胞の力でカラダを再生させるこの技術は まさに究極のアンチエイジングかもしれない。 未来は 治らない病気 脳梗塞や心筋梗塞は治るようになる。 再生医療だけでも寿命は20年延びる と先生は言う。 他の医療技術も進歩するので健康で長生きできる社会ができる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.14 20:53:57
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