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ハピふる!(2008/5/8放送)より
こちらハピふる婦人科 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ =20代の女性のお悩み= 先日 口内炎が1つできてしまいました。 治りが悪く1週間ほど痛みがあります。 また主人の場合は ひどい時には 3つ同時にできることもあるそうです。 そもそも口内炎は何でできてしまうんですか? また対策法はあるのでしょうか? ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 大阪医科大学・口腔外科学教授・有吉先生と生電話 口内炎とは口の中の粘膜や舌に起こる炎症の総称。 粘膜の上皮が傷ついた状態のこと。 ほとんどは10~2週間程度で治る。 口内炎になる代表的な原因は? よくなる口内炎には 大きく分けて2つある。 「外傷性潰瘍」 1つは食事中に誤って噛んでしまったり または虫歯で歯がとがっていたり ほっぺたの内側に当たって傷ついたなど 粘膜部分を直接傷つけたことでできる口内炎 「アフタ性口内炎」 日常生活の悪習慣など様々な要因で 粘膜組織が壊されてできた口内炎。 こちらは特に思い当たらないのにいつの間にかできていて 傷の部分が白くて周囲が赤くなるのが特徴。 大きさは2ミリ~1センチ程度。 痛みを伴い同時に複数できることも珍しくない。 アフタ性口内炎ができるメカニズムは まだはっきりとは解明されていない。 現在のところでは口の中の常在菌のバランスが崩れたり それによって増えてしまった不要な菌によって 粘膜組織が壊されてしまったり または粘膜の新陳代謝がうまくいかなくなることが原因と考えられている。 内臓が疲れているときにできる気がするが? 体が疲れていると影響して口内炎ができやすいということはある。 疲労や睡眠不足 ストレスなどが原因とも考えられる。 口内炎は事前に予防したりできるのか? 大前提は口の中を清潔にすること大事。 日常生活や食生活の不摂生を改善する。 その上で食事面ではカラダの粘膜を健康に保ってくれる ビタミン類 特にビタミンA、B2、Cを摂るとよい。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ =口内炎の予防&対策= ・日常生活や食生活の不摂生を改善する ・歯磨きをしっかりする ・よく噛んで唾液をちゃんと出す(消毒殺菌作用がある) ・ビタミンA、B2、Cを摂る ビタミンA:人参、春菊、ほうれん草、かぼちゃ、レバー、うなぎ ビタミンB2・納豆、イワシ、ぶり、卵、レバー、豚肉、牛肉 ビタミンC:ピーマン、ブロッコリー、キャベツ、キウイ、ネーブル、苺 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 長い間治らない場合は? 普通ならば2週間程度で治るが 2週間以上治らない場合は 他の病気も考えられるので 歯科または口腔外科を受診するのがよい。 他にどんな病気があるのか? 口の中にはいろんな病気があって 全身的な病気の症状として口内炎が出ることもある。 悪い病気としてがガンのようなものができることもある。 口内炎ができてしまったら? ・歯磨きのとき患部を強くブラッシングしない ・熱いものや辛味など刺激が強すぎるもの避ける ■楽天「口内炎」で検索 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.17 22:25:31
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