世界一受けたい授業(2008/11/15放送)より
あなたを守る衣服の科学 ~体によい服の着方、悪い服の着方~
アナタは服の着方を間違っていませんか?
例えば、サイズの合わないきつい服を着ていると内臓が変形したり、
血管が押しつぶされて血流障害に陥る可能性があったりします。
また、肌と合わない素材だと、かぶれや肌荒れの原因になることもあります。
「普段当たり前のように着ている服でも
その着方次第では、自らを苦しめるものに変わる!」と語るのは、
衣服のスペシャリスト・東京大学大学院准教授・田村照子先生
こんな靴下があることを知っていますか?
いろんな機能をプラスした靴下で これを履くと疲れにくいそうだ。
なんとサッカーの日本代表選手も履いているとか…
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<生徒の普段着をチェック>
スキニージーンズやぴっちりロングブーツ!
長時間履くと血流を止めて むくみの原因になるので注意が必要。
靴下を履かずに靴!
足は放熱している。
昔の人は皆裸足だった。
足は元々くるまなくてもよい。
足は冬でも汗をかくので 衛生面さえ気をつければ
靴下を履かなくても問題はない。
最近は究極の新素材が開発されている。
繊維が水分を吸うと伸びる。
汗をかくと広がって汗が乾くと元に戻る。
テニスのシャラポワ選手が使っているそうだ。
男性の下着は ブリーフ?トランクス?ボクサー?
男性の袋の部分は 体温より数度低く保つので
健康を考えた時は 袋を温めない方がよい。
冬でも半袖は大丈夫?
体幹が守られていればよい。
本人が寒くなければいよい。
首の周りは防寒に大事!
手や足は冷たくなる。
ということは 熱を逃がさないために血管が閉じるからで
手や足は体温調節ができるということ。
冬はマフラーやスカーフで首を覆うとよい。
ジーンズを腰履き!
見た目は悪いしだらしがないが実は
腰で支えるということ自体は悪くはない。
ウエストをきゅっと締めると内臓に影響が及ぶ。
世界一ウエストのゆるいズボンはインドのシャルワール(パジャーマー)。
寝るときににも注意が必要!
スエットなど体を締め付けるものを着て寝ると安眠を妨げる。
寝るときはちゃんとパジャマを着て寝るのがよい。