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カテゴリ:病院・健康診断・主治医・薬
レディス4(2009/3/18放送)より
覚えて得する健康保険の基礎知識 不景気が叫ばれる今 生活費をどんなに切り詰めていても 突然の病気や怪我で病院に行けば医療費の支払いは避けられないもの。 そんな時 心強い味方となるのが健康保険。 ところでどんな時に使っていますか? 病気の時に病院で使うのが普通ですが… 実は健康保険は病院で使うだけでなく 加入していればもらえるお金もあります。 さらに 健康保険が使える治療 健康保険が使えない治療の違いをちゃんと知っていますか? ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 健康保険制度 「国民皆保険」 =医療費の負担= ~小学校入学前 2割 ~69歳 3割 70歳~ 1割 =保障のしくみ= 医療給付 ・病気や怪我などの診察・治療 ・高額医療費の補助 現金給付 ・出産時の一時金 ・死亡時の葬祭費 もらえるお金については申請しないともらえないので要注意 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ こんな経験はありませんか? 病院にインフルエンザの予防接種を受けに行ったら 保険適用外だったということ! 健康保険が利く 1)診療・検査 2)薬・治療材料 3)処置・手術 4)入院・看護 健康保険が利かない ・美容目的の整形手術 ・日常生活に障らない先天性な皮膚の病気(シミ・そばかすなど) ・予防接種 (家族などが感染症(破傷風、狂犬病、はしか、百日咳) にかかった場合 除外例あり) ・正常な妊娠・分娩 なんとなく分類がわかったところでクエスチョン! こちらは保険が利くでしょうか?利かないでしょうか? 「健康診断・人間ドック」 健康保険は利かない ・健康保険の目的は「病気や怪我の診察や治療」 ・健康な状態での検査などには健康保険は使えない しかし 健康診断の結果から再検査が必要になった場合 異常が見つかった場合は 病気かどうか疑わしい状態 ココから先は健康保険が使える。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 健康保険は利く?利かない?「目」と「歯」の診療 年齢を重ねると思わぬ不安の種になるのが突然の目の病気、歯の病気 治療に健康保険が使えるのかどうか気になるところ 例えば眼科で 「白内障などで眼内レンズを使用しましょうか?」と医師が診断。 眼内レンズというのは白内障に使われる水晶体代わりになるレンズ。 もちろん治療のためには必要なものですが… 眼内レンズは保険が使えます! 歯の治療で最近話題なのがインプラント。 人口の歯根をあごの骨に埋め込みその上に人口の歯を作る治療法。 こちらも心強い治療のひとつですが… インプラントは保険が使えません! 保険が使えるものと使えないものその違いは? 健康保険が使える ⇒保険診療 健康保険が使えない⇒自由診療 =健康保険の適用パターン例= <<<<<全体の医療費10万円>>>>> 技術費7万円 / 診察・投薬費用3万円 眼内レンズ(保険診療)⇒総額の3割=3万円負担 インプラント(保険外併用療養) ⇒技術費7万円+診察・投薬費用の3割(9千円)=7万9千円負担 レーシック手術(自由診療)⇒10万円全額負担 厚生労働省が認めた治療ということなので変更があるので 厚生労働省のホームページで確認することができる。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 健康保険でもらえるお金?! 健康保険に入っていればオーケー!意外と知らないもらえるお金 クエスチョン! 健康保険でもらえるお金は? 1)病気や怪我で会社を休む ⇒ 4日目から日給の2/3 2)65歳以上 ⇒ かかった医療費の半額 3)被保険者や扶養家族が亡くなる ⇒ 5万円が支給される 答え (1)と(3) =給付の種類= 病気や怪我 「高額療養費」 1ヶ月の医療費が一定額を超えるなど 一般の方の場合は9万円位をめどに考える あらかじめ申請をしておけば 9万円だけを払えばすむこともある 「傷病手当金」 休業4日目から日当の2/3 条件 ・給料をもらっていない(有給休暇を利用するともらえない) ・最高1年6ヶ月まで 出産 「出産育児一時金」 出産1児につき今年1月からは38万円 今年10月からは42万円にさらにアップ 死亡 「埋葬料」 遺族などに定額5万円 国民健康保険 市町村がしている健康保険は 場合によってはもう少し多いところもある これらは全て手続きをしないともらえない。 保険証に書かれている保険者に請求をする。 健康保険組合だったらその組合に 健康協会の場合は都道府県支部に請求を… ちなみに… 我が家が今まで申請したことがある給付金は 子どもを産んだ時に「出産育児一時金」 子どもや主人、父が入院した時に「高額療養費」 父が亡くなった時に「埋葬料」 「高額療養費」などは 子どもや主人の時は 自分で申請手続きを行いましたが 父の時は病院の方でアクションがあったようで 気がついたら一定額のみを支払うようになっていたような… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.23 20:09:40
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