|
カテゴリ:病院・健康診断・主治医・薬
本当は怖い家庭の医学(診察日:3月17日 )より
医療費徹底節約スペシャル「意外に知らない医療費の節約法」 昨日の続きから 冒頭に行ったホラーチェックでレッドゾーンだった方が もし治療をサボった場合 病気・医療費はどうなるのか? 脂質異常症の治療を怠った場合⇒心筋梗塞 脂質異常が進むと多くの場合 動脈硬化が進行する。 動脈硬化で心臓の血管がつまり心臓が動かなくなる。 心筋梗塞を発症したら… 検査・診断料 11万2110円 手術・治療代 128万7280円 入院・リハビリ代 58万8340円 結果 退院するまでにかかった医療費は198万7730円 退院までの標準的な金額の目安。 退院後も定期検査等が必要なため更なる医療費がかかる。 高血圧症の治療を怠った場合⇒脳内出血 高血圧症が進むと多くの場合 動脈硬化が進行する。 動脈硬化で脳の細い血管が破れ出血する。 脳内出血を発症したら… 検査・診断料 3万3380円 投薬による治療 12万8450円 入院・リハビリ代 401万2260円 結果 退院するまでにかかった医療費は417万4090円 退院までの標準的な金額の目安。 手や足の麻痺等の後遺症が残りやすいためリハビリ代が高額になる。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 医療費を安くすることはできないのか? 治療をキチンと行えば医療費は抑えられる。 3大危険因子の治療で大切なこと 1)薬を飲む 2)食事療法 3)適度な運動 何よりも大切なことは治療を中断しないこと! 医療費が高額になりすぎて支払えない場合は? 高額療養費制度がある。 自己負担額が一定の金額を超えた場合 超えた部分の金額を支払わなくてもよい。 ただし補助される金額は所得にって差がある。 日本人がなりやすい5つのガンとその医療費 1位 胃ガン 142万4790円 2位 大腸ガン 112万7960円 3位 肺ガン 170万3350円 4位 乳ガン 88万1040円 5位 肝臓ガン 110万8090円 金額はガンの進行段階・治療方針等で大きく変わります。 山田邦子さんの乳ガンの医療費は500~600万かかったそうだが… 彼女の医療費が高い理由は? 高額療養費を制度を申請していない可能性がある。 保険適用されない個室での入院や 先進医療で高額になった可能性もある。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ <知らずに損しているかもしれない!あなたの医療費チェック> 医療費は、ちょっとしたことを知らないために、 人より多めに払っていたりすることがあります。 同じ病気でも、治療の受け方の違いで医療費に差がつくケースや、 同じ薬を処方されたのに薬局によって金額が違う場合などをご紹介。 日頃 何気なく支払っている医療費に無駄がないかチェック! 次の場合あなたならどうしますか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 診察料編 子どもが熱を出し診療所を受診した翌日のこと 休日の夕方 また熱が出ていました。 1)電話で医師に相談してから 翌日診察を受ける 2)一晩様子を見て 翌日診察を受ける どちらの方が診察料がお得なのか? (2)がお得 (2)の場合は再診料210円 (1)の場合 電話をして翌日に診察を受けると 再診料210円に加え 電話での診察料がプラス780円 例え電話であっても 初診以外は医療行為をみなされる。 今回は休日の夕方だったためこの金額。 =電話の診察料= 基本料金 210円 時間外 410円 休日 780円 深夜 1470円 電話をした時間帯により診察料を請求される。 ただし200床以上ある大病院では電話により診察料は請求されない。 また小さな病院でも 電話での診察には料金を請求しない場合もある。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 初診料編1 骨折の治療を隣町の総合病院で受けていた時 風邪を引いたようだ。 1)風邪も骨折で通っている同じ病院で受診 2)風邪はかかりつけの診療所を受診 どちらの方が診察料がお得なのか? (1)がお得 (2)の場合は 通常の初診料 (1)の場合は 内科の初診料は半額 同じ日に同じ病院の別の科を受診すると 2科目の初診料は半額 3科目の初診料は無料となる。 かかりつけでも初診料が必要? かかりつけの病院でも1ヶ月以上間隔があくと初診料が必要。 ただし 長期間の経過観察が必要な 糖尿病等の病気の場合は初診料はかからない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 初診料編2 風邪を引いた時のこと 近くに大きな病院ができたばかり… 1)どうせならと大きな総合病院で受診 2)かかりつけの診療所で受診 どちらの方が診察料がお得なのか? (2) (2)の場合 初診料は810円 (1)の場合 初診料は3000円 病院も診療所も初診料はほぼ同じですが 200床以上ある大きな病院の場合 紹介状がないと 保険外併用療養費として1000~8000円ほど加算される場合がある。 厚生労働省が推奨する病院の利用法 病気の初期段階は診療所で 専門的な治療が必要な場合は大病院で 大きな病院をかかりつけにしない方がいい? かかりつけを持つならば診療所がよい。 大きな病院をかかりつけにすると医療費が高くなる場合あり。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 薬の値段編 会社の近くの病院で治療を受けた時のこと 1)病院近くの薬局で薬をもらう 2)家の近くの薬局で薬をもらう どちらの方が診察料がお得なのか? (1) (1)の場合 薬代にプラスして調剤基本料54円 (2)の場合 調剤基本料120円 調剤基本料と言うのは処方箋に基づいて薬を出す時の基本料金。 薬の価格は同じだが調剤基本料に違いがある。 通常の調剤基本料は120円だが 扱う処方箋が月に4千回以上を超え 同じ病院からの処方箋が多く7割を超える薬局の場合 つまりその多くは病院近くの薬局の場合は調剤基本料金は54円となる。 ただしかかりつけ薬局を持つことは非常に大切です。 かかりつけ薬局があれば どんな薬が出ているかわかるので 薬と薬の飲み合わせによる副作用を防ぐことができます。 またかかりつけ以外の薬局で薬をもらう場合は お薬手帳に記入してもらう。 状況に合わせて上手に薬局を選ぶことが大切です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 入院費編 緊急を要しない手術で 10間入院することになった時のこと 本人のスケジュールに合わせて手術することになった。 1)来月の初めから入院 2)早いほうがいいと月末から入院 どちらの方が診察料がお得なのか? (1) (1)の場合は 検査判断料が477円 調剤費本料が126円 検査を受けたり 薬を出してもらった時の基本料金。 (2)の場合は 検査判断料が477円 調剤費本料が126円 それを2ヶ月分で1206円となる。 医療費の中には月ごとに加算されるものがある。 そのため入院がつきをまたぐと医療費の一部が2ヶ月分かかる。 月をまたがないで退院すれば医療費の一部が1か月分ですむ。 症状によっては早急に治療したほうがいい場合もあるので要注意。 選択肢がある場合は月をまたがずに 入院するほうが医療費はやすくすむ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[病院・健康診断・主治医・薬] カテゴリの最新記事
|