|
カテゴリ:健康
エ~!!本当ですか、先生?(2009年3月26日放送)より
健康情報20年の総決算 “NO.1ドクターズ”がズバリ回答!素朴な大疑問ザ・ファイナル ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ お酒を毎晩飲んでいますが、「休肝日」は必要? おもいッきり出演回数NO.1ドクター・松原栄多 先生 ⇒絶対必要 アルコールは肝臓で処理され、その処理時間は 日本酒1合(アルコール量28g)で 3時間半もかかる。 1合以上飲む人は必ず休肝日が必要。 一般に体重60~70kgの人がビール大瓶1本(アルコール量25g)を飲むと、 アルコールを処理するには約3時間かかる。 ビール大瓶2本飲むと6時間 ビール大瓶3本飲むと9時間 アルコールを肝臓で分解できる量は1時間あたり8gなので、 この値から翌朝にアルコールを残さない量を計算することができる。 お酒を毎日飲む方は、1週間に1~2日休肝日をもうけ、 肝臓を休めることが必要。 お酒を上手に飲めば健康に役立つ。 1日の適量はビール1本 または日本酒1合(アルコール量30g以下) ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「老眼鏡を早くかけると度が進む」というのは本当? 吉野眼科クリニック・院長・吉野健一 先生 ⇒うそ 眼の老化は、眼の中の水晶体と呼ばれるレンズが 加齢により硬くなるために、近くが見えづらくなる現象。 通常、遠くを見る時はレンズ(水晶体)を薄くして焦点を網膜に合わせるので はっきり見え、近くを見る時はレンズを厚くしてピントを合わせる。 しかし、老眼は近くを見る時にレンズが老化で硬くなっているために 厚くすることが出来ないので、ピントが合わずはっきり見えない。 老眼は誰もがなるもので、老眼鏡をかけているからといって進むことはなく、 老眼鏡をかけないでいても、同じように老化は進行する。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 眼鏡や手術に頼らずに、近眼を治す方法はある? 吉野眼科クリニック・院長・吉野健一 先生 ⇒寝ている間に視力が向上する「オルソケラトロジー」 ≪「オルソケラトロジー」とは≫ 寝ている間に角膜をコンタクトレンズで変形させて治療する視力回復方法で、 今年の2月にオルソケラトロジーレンズに厚生労働省の承認がおりた。 寝ている間に装着し、起きている間は裸眼で生活が出来る。 近視の強さや年齢などに制限があり、 中止するともとの視力に戻るという欠点もあるが、 手術なしで裸眼視力を向上できるといった特徴がある。 ≪オルソケラトロジーによる視力回復方法≫ 1)患者の角膜と目的矯正視力に合わせたレンズを用意する。 2)レンズは角膜を扁平化する働きをする。 3)レンズを取り外しても、 角膜はレンズを装用した時と同じ形状をほぼ1日維持する。 この治療法は自費診療で保険が効かないため、 費用は施設によってばらつきがあり、およそ10~20万円。 順調に治療が進むとおよそ2週間、遅くても1か月で1.0の視力になる。 眼科医以外が行っている場合もあるので注意が必要。 ≪レーシック手術とは≫ 眼の表面の角膜にレーザーを照射し、 角膜の曲率を変えることにより視力を矯正する手術。 ≪レーシック手術を受けられない人≫ 1)20歳未満の方(近視がまだ進む段階なので) 2)角膜の薄い方 3)眼の病気を患っている方 4)内科的な疾患がある方 5)強度の近視・乱視の方 6)妊娠中の方 7)検査により医師が不適当と判断した方 費用は術前診療、手術、術後のフォローにより様々ですが、20~60万と幅がある。 レーシック手術による事故もあるので、 コスト面だけで施設を選ぶのにはリスクがあることを知っておきましょう。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「インプラント」は何年くらい長持ちするの? 東上野歯科クリニック・院長・村岡正弘 先生 ⇒手入れをすれば20年使える 40年持っているケースもある ≪インプラントとは≫ 骨に直接ネジを埋めた人工の歯(人工歯根)のこと。 循環器障害がある方はできない場合もあるので専門医と相談を。 インプラントの上に歯をかぶせ、インプラント治療が終了しても、 メンテナンスを怠るとインプラントの寿命が短くなる場合がある。 インプラントを長持ちさせるためには、自宅でのブラッシングや 定期的なチェック、メンテナンスが必要。 治療には3~6ヶ月位。費用は40万円程度。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 22歳と若いのに物忘れがひどいのは病気? おもいッきり出演回数NO.1ドクター・松原栄多 先生 ⇒睡眠不足やストレスが原因の可能性あり 人間の脳細胞は毎日10万個ずつ消えているといわれている。 10代~30代の若い人の場合は睡眠不足やストレスが原因のケースがほとんど。 ただし、最近「若年性アルツハイマー」が増えてきている。 ≪若年性アルツハイマーとは≫ 64歳以下の人に起こるアルツハイマー病で、 40代から50代の中高年で多く発症する病気。 若年性も老年性と同じように、最初は物忘れが増えるが、 老年性よりも病気の進行が早く症状も重くなる傾向がみられる。 ≪見分ける方法 これは大丈夫?≫ 安心 ・顔は思い出せるが名前が思い出せない ・会話に「あれ」「それ」が多い ・イライラして怒る 心配 ・昔のことは思い出せるが新しいことが覚えられない ・言葉がうまく出ずしゃべれない ・意味なく怒る ・食事をするとすぐこぼす お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.11 20:07:35
コメント(0) | コメントを書く
[健康] カテゴリの最新記事
|