夫婦でできる人間ドック
夫婦が協力し合い簡単検査で病を早期発見
(3)夫婦お互いで早期発見 「隠れ脳梗塞」チェック
脳の細い血管が詰まって脳の小さな範囲が壊死してしまったもの。
自覚症状がなく、放置しておくと大きな脳梗塞を発症してしまう。
普段から脳をチェックし異変を早期発見するすことが大切。
病院で行われている隠れ脳梗塞を発見する簡単な検査法
「ファインガー・トゥー・ノーズ」
1) 夫婦で向かい合って座る
2) 検査をする人は、自分の胸の前に右の人差し指を立てる
3) 検査を受ける人は、右の人差し指を鼻につける
4) 検査をする人は「はい」と言って 右の人指し指を好きな場所に動かす
5) 検査を受ける人はその指先にタッチし再び、鼻に戻す
6) これを一定のリズムで5回繰り返す
以上の動作をスムーズに出来れば問題ない。
しかし、指先が合わなかったり、
うまく指が鼻に戻らなかったりする場合は 隠れ脳梗塞の可能性がある。
動いた指先の位置を目で確認すると目標の位置を後頭葉が確認する。
情報は空間認識を司る前頭葉に送られ目標の正確な位置を把握する。
続いて前頭葉が運動指令を出し腕が動く。
この時小脳が腕の筋肉を微妙にコントロール
その結果 目標に正しく到達する。
ところが脳のどこかに隠れ脳梗塞などがあると
この連係プレーがうまくいかなくなり
指先が合わなかったり指先を鼻に戻せないことがある。
レッドゾーンの場合
正式には両手で行う検査なので 両手で試してみる
隠れ脳梗塞は 年齢が上がるほど増加するので注意が必要
大きな症状が出ないうちにWRI等で脳の精密検査を受けましょう。