植物にいやされて＊園芸日誌＊

世界一受けたい授業（2009/4/18放送）より
困った時に助けてくれる　世界のおばあちゃんの知恵袋

～風邪対策の知恵袋～

＜インド＞
温めたミルクにハルディと呼ばれるウコンの粉末を入れたドリンク。
日本ではウコンは健康補助食品としてお茶などの入っているが
インドでは風邪の対策あるいはカラダがだるい時に飲まれている。

「ウコン入りミルクの作り方」
１）ミルクに少量の水を入れ温める
２）その間にウコンを潰す
　市販の粉末のウコンの場合は小さじ１杯
３）ミルクにウコンを入れひと煮立ちさせる

■「ウコン　粉末」で検索

もう１つの知恵袋は「生の玉ねぎを食べる」
玉ねぎに含まれる硫化アリルという物質は
ビタミンＢ１の吸収を高めて
新陳代謝を盛んにし発汗作用もあると言われている。
インドのレストランでも玉ねぎのスライスが出てきたりする。

チャックマサラという豆を原料に作られた香辛料や
ガラムマサラというチリパウダーが混ざった辛い香辛料などを
生の玉ねぎにまぶして食べると美味しいとか…

１週間に１回くらい食べた方がいい。
インドでは風邪でなくても食べるそうだ。

■「新玉ねぎ」で検索

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＜中国＞
中国ではちょっと風邪気味かなと思ったら
お酢をたっぷりと鍋に入れて火にかけて
煮立つと湯気が部屋中に立ち昇って加湿器状態に…
ニオイは強いがお酢には殺菌効果がある。
鼻づまりの時には通りがよくなる。

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＜フィリピン＞
体調が優れない時あるお粥を食べる。
鍋で生のお米を煮る。
程よい固さになったらチョコレートパウダーを入れて
かき混ぜて砂糖を入れて味付けをする。
器に移したらミルクをかけて食べる。
フィリピンでは薬嫌いな子どもたちにもデザート感覚で好まれている。



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＜ロシア＞
強烈な寒さの冬　ロシアの人たちは風邪を引かないように
ネックレスのようなものをぶら下げて出かける。
風邪予防のネックレスには「ニンニク」が入っている。

日本では昔からいろんな場面で薬代わりに梅干を使う習慣がある。
ロシアでそれにあたるのがニンニク。
ニンニクのニオイの成分「アリシン」に強い殺菌力がある。
体内に侵入した細菌や風邪ウィルスをやっつけてくれる。
農村部ではニンニクをケースに入れず直接ニンニクを首からかける人もいる。
ニンニクは２日おきに取り替えて
常に新鮮なニンニクの空気を吸えるようにしている。



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＜韓国＞
牛肉を食べて胃がもたれた時にあるゆで汁を飲むとよいと言われている。
「タコのゆで汁」
韓国の釜山などで行われてる。
タコにはタウリンという成分が多く含まれており
肝機能の向上や高血圧などに効果がある。
韓国の古い文献で「牛はタコを食べる死んでしまう」とあり
タコは牛を殺す力を持っていると思われていた。
かつては高級料亭に行くとタコのゆで汁が用意されていた。

「タコのゆで汁の作り方」
１）タコ１００ｇ　水４００ｃｃ　で４０分間煮ると完成
２）タコスミを入れると効果倍増



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＜韓国＞
虫に刺されてしまった時　
新鮮な胡瓜を冷蔵庫で冷やしておき　すりがねでおろす。
これをガーゼに乗せて患部に湿布するとよい。

胡瓜には熱を下げたり炎症を抑える作用がある。



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＜ベトナム＞
頭がすっきりとしない時
髪をわし掴みにして抜けない程度に引っ張ってもらう。
これで頭皮が刺激され血行がよくなり症状が緩和される。

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～美容に関する知恵袋～

＜インド＞インドならではの「にきび改善法」
オレンジと水で作った自家製美肌クリームを顔に塗る。

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＜マレーシア＞
肌によい飲み物として飲んでいるのが「ナマコジュース」
新陳代謝を促進するコラーゲンやコンドロイチンが含まれたナマコは
料理にもよく使われ肌のシミに効果的とも言われる。
マレーシアではナマコの様々な効能が期待され
料理の他にもナマコを使った石鹸・クリーム・
歯磨き粉などがブームになっている。

　

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＜トルコ＞
トルコでは肌の火照りを取るために　体に塗る食べ物がある。
ヒントは腸によい食べ物。
「ヨーグルト」
ヨーグルトのひんやりとした感触が日焼けした皮膚の疼きを抑えてくれる。
ヨーグルトという名前はトルコ語のヨウルトに由来している。
トルコとヨーグルトはとても身近な存在。



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知恵袋は全てが科学や医学で実証できるわけではなく
効果効能等を保証するわけではない。
しかし　こういった行為が行われるようになった理由を
さかのぼると　その国の文化や歴史が見えてくることもある