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カテゴリ:健康
カラダのキモチ(2009/4/26放送)より
ニオイと理想の結婚その関係とは? フェロモンの謎 徹底解明 パックンマックンもてるのはどっち? 見た目を同じにして しゃべるのも禁止 女性13人が選ぶのはどっち? パックン9人 マックン4人という結果だった 選んだ理由は「ニオイ」「オーラ」 そこから導き出した答えは「フェロモン」? そもそもフェロモンって何? 筑波の森林総合研究所にて フェロモンの謎「昆虫編」 フェロモンはある個体がニオイを外に出して 同じ種類の別の個体がそれに反応する物質をフェロモンという。 つまりフェロモンとは生物が作り出した有機化合物。 言葉のない昆虫のコミニュケーションツール。 その種類は多岐にわたり 性ホルモン 警戒フェロモン 道しるべフェロモンなど様々な種類が発見されている。 フェロモンの謎「動物編」 ヤギや馬の笑っているような表情みたことありませんか? これはもちろん笑っているのではありません。 ヤギのメスの尿に含まれるニオイはフェロモンの役割をする。 それをオスに嗅がせてみると笑ったような表情になるのです。 これはメスのフェロモンによって起こったフレーメン反応。 よりたくさんニオイを吸い込むためにヒヒ~~ンってやるそうだ。 動物はフェロモンを鼻にある器官で感知する。 ヤギはより多くのニオイ物質を取り込むため変な表情をしていた。 つまり動物はフェロモンをニオイ物質として感知している。 フェロモンの誤解 フェロモンとは生物が生み出す有機化合物 テレビや写真からは受け取れない フェロモンの謎「人間編」 フェロモンを出してもてたいんですが先生とマックン! 先生の答えは「それは無理です」 人間はフェロモンを感じる器官があってもそれが機能していない。 人間は鼻にあるフェロモンを感じる器官が退化してしまった。 さらに人間は五感全てがバランスよく発達したため コミニュケーションツールとしてのフェロモンが 日常生活では必要なくなってしまったと考えられる。 「もてるのか もてないのか」と言う話で 最近は HLAという遺伝子の話が出てきている。 HLA=ヒト白血球型抗原 免疫に関する遺伝子で 細胞内外の異分子を排除する命令を出す。 その働きは重要で 細菌や病源体からカラダを守ってくれている。 さらに個人を識別する遺伝子と言われ その型は数千万通りもある。 そのためHLAは臓器移植と深いつながりがある。 実はHLAが異なる人の臓器を移植すると カラダを守るための免疫機能が働いて拒絶反応が起こってしまう。 そのためHLAが同じ型同士で移植をする必要がある。 数千~数百万人に1人の適合率。 しかし HLAがなぜもてることに関係がある? 最近では恋愛遺伝子という言い方をする場合もある。 どうして遺伝子を感じとれるのかわかっていないが あるとすれば「ニオイ」が関係しているのではないかと考えられる。 HLAと人のニオイとの関係についてある実験が行われた。 ある女性のHLAを調べ それとよく似たHLAを持つ男性を3名と 全く違うHLAの男性を3名 合計6名を用意。 それぞれの体臭をTシャツにつけるため 男性6名にTシャツを2晩着用してもらった。 もちろん ニオイの強い食べ物、香水、タバコなどは禁止。 その後6名の男性のTシャツを密封して 女性によい感じのニオイのTシャツを判定してもらった。 すると… HLAが似ている男性のTシャツはよいニオイと感じられず HLAが似ていない男性のTシャツはよいニオイと感じた。 実験結果は… 違う構造のHLAを持つ異性の体臭を好む! つまり相性がよいという結果になった。 これは人間が自分が持っていない免疫を取り込み 抵抗力を強くしようとする。 自分にはない免疫を持つ異性を選ぶ。 今後 HLA遺伝子の情報を使って考えられること! 個人情報の保護の観点や倫理面での配慮が必要ですが… HLA遺伝子の情報は「健康管理」や 将来の結婚相手を探すための 「相性診断」なんかもできるかもしれません。 ただし… ニオイの好みは生まれてからの経験に左右される。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.30 21:24:50
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