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世界一受けたい授業(2009/5/9放送)より
色で食べる栄養学 若さには「赤」がすごいらしい どうしたら若々しく健康で長生きできるのか? 実はその答えは意外なとこに… 食べ物の色 それも赤い食べ物にある。 例えば赤い食べものに含まれるアキタキサンチンという栄要素は これまでの研究からガンの予防や免疫力の低下を防ぐ働きがある。 赤い食べ物が疲労しらずの身体を実現! 若さと健康を保つ最強の味方なのだ。 そう話すのは京都府立医科大学・内科学教授・吉川敏一先生 先生は阪神タイガースの金本選手やマラソンの高橋尚子さんに 赤い食べ物を食べるように指導するなど この分野をリードする世界的権威。 日本酸化ストレス学会理事長をつとめる先生は 酸化による悪影響を研究する国際学会の会長としても活躍。 今回 食べ物を色分けした栄養学 年をとらない秘訣を伝授する。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 赤い食べ物はなぜいいのか? 一言で言うと酸化を抑える。 酸化するとなぜいけないのか? 生きていくためには食べ物と酸素が必要。 この2つがエネルギーに変わる。 食べ物がエネルギーに変わる時に 酸素が悪玉の活性酸素に変わる。 この悪玉の活性酸素を消す力は身体の中にあるが これが5%くらい徐々に漏れてきて 悪玉の活性酸素が 色々な細胞組織を酸化して これが老化の原因となる。 例えば 天ぷら油 最初はいいが 何回も揚げていると色が変わって ニオイが変わってくる。 このように我々の体も積もり積もってくると 色々な酸化反応によって動脈硬化とか恐ろしい病気が起こってくる。 必ず何か食べれば酸化は起こってくるわけで そこにいいものが赤い食べ物ということである。 スーパーで売っている食品の袋の中に 酸素除去剤あるいは脱酸素剤が入っているものがある。 この袋の中の酸素濃度はほとんど0%。 ということは この食品は長持ち 日持ちする。 人間は酸素を吸わないと生きていけないので 酸素を吸っても 酸化を抑える手段をとれば若々しくいられる。 食べ物でこれと同じような酸素を消し去る。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 赤い食べ物といっても様々な種類があり栄養素でいくつもある。 赤い食べ物に含まれるアキタキサンチン。 抗酸化力が強く免疫力を高める。 赤い色素アキタキサンチンが鮭、鯛、かに、エビなどの中に豊富に含まれる。 エビはそんなに赤くないが? たんぱく質がくっついて赤い色を隠している。 熱を加えると赤くなる。 本当の赤い色素が外へ出てきて鮮やかな赤になる。 鯛は中が白いが? 皮を食べないと意味がない? 赤の色素は皮にある。 皮の周辺を食べればいい。 マグロは赤いが? 血の色や他の色が入っている。 マグロは熱を加えると白くなる。 赤い色素は色が変わらない。 お肉は? 肉も血の色。 酸化されると黒くなる。 アキタキサンチンは他に筋肉疲労にもよい。 特に鮭は卵を産むために川を上がっていく。 相当筋肉を使う。 これもアキタキサンチンの力ではないかと注目している。 アキタキサンチンを食べてみよう! エビの殻だけ食べるわけにはいかないので 細かくしてふりかけのようにご飯に乗せて食べる。 「アキタキサンチンたっぷりふりかけ」 乾燥させたエビの殻をミキサーなどで粉状にする みりん・醤油で味付けをしてフライパンで炒る。 最後に海苔・ゴマを加えて完成。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ フルーツなどに多く含まれるリコピン 生活習慣病や紫外線による肌へのダメージを防ぐ働きがある。 リコピンで意外と知らないのがスイカ スイカにはリコピンがあり 繊維もあり 水分補給にもなる。 グレープフルーツの中でも赤いもの。 赤ければ赤いほどよい。 なんといっても1番いいのはトマト。 ものすごく多い。 質問)紫外線から肌を守るリコピン そのリコピンを効率よく吸収するトマトの食べ方は? 1)もぎたてのトマト 2)完熟トマト 3)トマトソーススパゲティ 正解)3 生で食べるよりも熱を加えた方がいいということではない。 リコピンは油に溶ける栄養素。 油と一緒に食べると言うのは非常に吸収の効率がよい。 逆に言うと脂っこい食事と一緒にトマトを摂ると 体の中では一緒になるのでよい。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 続いての赤い栄養素はアントシアニン 血液をキレイにし動脈硬化を抑制する。 これは紫色。 酸化を抑える抗酸化作用が強い。 生活習慣病の予防に非常によい。 黒米のおにぎりはアントシアニンがよく含まれている。 ブドウは皮も食べるとアントシアニンが非常によく摂れる。 赤ワインはブドウのそのままを熟成してあるので 赤ワインの中にもアントシアニンが非常にたくさん入っている。 白ワインと赤ワインどっちを飲もうか迷ったら 「どっちかと言うと赤ワインがいいかな」という程度。 これを食べたら病気にならないと錯覚する人がいるといけない。 今回は赤色に注目しましたが 緑黄色野菜 黄色、緑色がついているものには 抗酸化作用という酸化を抑える作用が強いので 病気をしないでいこうとするには 色のついたものをたくさん食べて 特に赤いものをたくさん摂る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.12 21:55:25
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