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カテゴリ:健康
本当は怖い家庭の医学(診察日:2009年10月13日 )より
病を防ぐ医学の新常識!秋こそ大事な衣食住 徹底点検スペシャル <テーマ> 『この秋気をつけたい 新型インフルエンザファッション』 <新型インフルエンザで気をつけたい保温対策> 今年、秋から冬にかけて、 最も気をつけなければならないのが、新型インフルエンザ。 しかもこの時期、季節性のインフルエンザや風邪も増加。 手洗いやうがいなどで危険因子を減らすことも大切ですが、 忘れてはならないのが、保温対策。 そう、衣服による保温こそ、病から身を守る根本対策なのです。 実は体が冷えると、ある防御機能の働きが鈍くなってしまうのです。 それが線毛運動。線毛とは、鼻や喉、気管の内側に 絨毯のようにびっしり生えている組織で、進入してきたホコリやウィルス、 細菌などを、たえず外にかき出す働きをしています。 しかし保温が不十分だと、粘膜の温度が低下し、線毛の機能が衰えてしまいます。 さらに、体温の低下が免疫力の低下にも影響を及ぼしてしまうのです。 線毛運動と免疫力を維持するためには、 衣服などできちんと保温することが基本なのです。 <どんな服を着れば保温効果を高めることができるの?> では、どんな服を着れば保温効果を高めることができるのでしょうか? 実は衣服には、保温力の目安となる指標があります。 それが「クロー値」 衣服の保温性を示す単位のことで、日々変化する気温に比例して、 人間の保温に必要なクロー値がデータ化されているのです。 たとえば、東京の真冬時の過去10年の平均気温、7.4度の場合、 1.58クローの保温が必要。 ちなみにこのクロー値は、サーマルマネキンという、 発熱する温度計測ロボットに衣服を着せることで、数値をはじき出すことができます。 例えば、真冬時の一般的な服装で見てみると、 ショーツ、ブラジャー、ストッキングは、それぞれ0.02クロー。 キャミソールは、0.04クロー。 その他、スカートは0.25クロー、 アンダーシャツは0.12クローとなっています。 身につけている全ての衣服のクロー値を合計した時、 保温に必要なクロー値を超えていれば、 線毛運動も免疫力も維持できるファッションということになるのです。 若い人に聞くと冷え性だという人が多いが 実は単なる薄着の場合が多い。 首は熱がたくさん出て行くので 胸元や首元はしっかりと保温する。 タイツやストッキングを履いて下半身の保温対策を! 足を長く見せるために丈の短いものを着る男性。 コートが短いと下半身の保温ができていない。 パッチ(ももひき)を着用し下半身の保温対策を! 冬場は重ね着をする機会が増えるので軽くて暖かいものが最適。 軽くて暖かいダウンのロングコートは冬場のアウターとしては最適。 フード付きのコートもよい。 熱が放出されやすい肩や首周辺をフードで常に保温できる。 また着込みすぎるのもよくない。 着込みすぎると汗をかき その汗が冷えると体温を奪ってしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.26 19:54:59
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