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カテゴリ:手・肩・頚椎症性脊髄症・首・ひじ
みんなの家庭の医学(2010年1月12日放送)より
あなたのコリと痛みを徹底解消!全身かるラク プロジェクト ある調査によれば日本人の自覚する3大症状 1位 腰痛 2位 肩こり 3位 手足の関節痛 そんな悩みを年の初めに一気に解決! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ <<肩>> 人間は頭を支えているから肩が凝る。 人の頭部は全体重の約8分の1 約5~10キログラムと言われている。 肩こりの主な原因は? (関東労災病院整形外科部長・夏山元伸先生) 1)長時間同じ姿勢 2)細かい作業で目を酷使 3)前かがみの姿勢 これらの原因により肩周辺の筋肉が収縮し血行が悪くなり こり固まる。 中でも前かがみの作業は体重の8分の1の重さの頭を 斜めに支えるため肩に大きな負担がかかる。 今回は前かがみで肩に負担がかかりそうな職業・ネイリストに注目した。 1)平均1~2時間同じ姿勢 2)細かい作業で目を酷使 3)前かがみの姿勢 実際アンケートをとってみると 104人中98人 実に9割りが肩こりに悩まされていた。 ところが意外なことで肩こりの出ない人を発見! 肩こり解消プロジェクト肩のかるラク賢者 門田慶子さん(26歳・女性/ネイリスト) ~肩の筋肉が柔らかいネイリストに学ぶ!肩のかるラク法~ 肩こりが職業病のような ネイリストでありながら肩こり知らずの門田慶子さん。 特別な肩こり対策はしていないというが 一体彼女は、どうして肩がこらないのか? 肩こり解消プロジェクトでは、門田さんの日常を密着取材。 2人の専門家に分析して頂きました。 整形外科の名医、夏山元伸先生がまず注目したのは歩き方 実は門田さん、姿勢がきれいに見えるよう、 白線や道路の継ぎ目などを目安に、 いつもまっすぐ歩くことを心がけているのだとか… この歩き方によって、頭の重さが左右にバランスよく分散され、 肩こりの予防になっているというのです。 さらに先生が驚いたのは 門田さんが毎週趣味で通っている着付け教室。 着物の着付けの動作が肩のストレッチになっているというのです。 着付けのどの動きがどう肩にいいというのでしょうか? 筋肉の専門家、畑幸彦先生(信州大学医学部附属病院 リハビリテーション部准教授)が分析。 先生が注目したのは 後ろに回した帯をひく動き。 この動き一つで、僧帽筋や三角筋など肩こりと大きな関係がある 5つの筋肉が同時にストレッチできていると言うのです。 そしてもう一つ、着付け中の振り返りの動作は、 僧帽筋のほか、首と肩をつなぐ肩甲挙筋のストレッチに。 門田さんは、着付けによって肩周辺の筋肉を 知らず知らずのうちにストレッチしていたのです。 そのため、筋肉の柔らかさが保たれ、前かがみの姿勢を続けても、 肩こりになりにくい身体になっていたと考えられます。 門田さんから学んだ肩をかるラクにするポイントは ~門田さんから学んだ、肩のかるラクポイント~ 1)左右のバランスを保ち、正しい姿勢で歩く 2)着付けの動きで、肩周辺の筋肉を柔らかくする 今の体の状態を調べみましょう! <家庭でデキる みんなの健康検定> 人体を構成する膨大な器官の数々。 それら一つ一つの機能をチェックしていくのが「みんなの健康検定」 検定に合格したら、その部位の健康マイスターという称号が与えられる。 <みんなの健康検定 肩の筋肉> 2つの簡単な動作であなたの肩の状態がわかります。 肩がこりやすいかどうかは、筋肉の柔らかさや強さによって左右されます。 肩の周りの筋肉が柔らかいほど肩こりになりにくいのです。 2つともクリアしたら検定合格! 肩まわりの筋肉が柔らかくこりにくい肩の健康マイスターとなります。 肩の筋肉の柔らかさ検定 「拝み上げテスト」 両腕とひじと手の平を合わせ 拝むような格好で腕を真っ直ぐ上へ上げる。 どこまで上げられるかをみる。 ひじは離れないようにする。 顔は正面を向く。 腕はできるだけ真っ直ぐ上げる。 合格ラインはひじが鼻に達したら合格。 肩の筋肉が硬くなっていても自覚症状がない場合もある。 肩の筋肉が柔らかい状態を知るとこっていると気づく可能性あり。 「背面指合わせテスト」 腕を外側に開きながら背面に回す。 指先同士が触れたらクリア。 ひじを内側に曲げない。 反動をつけずゆっくり無理しないで行う。 <家庭でデキる!肩こり予防・改善体操> 肩のかるラク賢者、門田さんから学んだのは、 6つの筋肉のストレッチと強化ができる、着付けの動き。 とはいえ、普段の生活で手軽に 「着物の着付け」ができるという人は、おそらく少数派。 「腕を背中に回す」「振り返り」といった 着付けと同じ効果が得られるカンタン体操を開発。 テレビリモコン1つでデキる! 肩の筋肉を柔らかくするカンタン体操 「テレビリモコン背面打ち」 リモコンを背中に回して反対側のわき腹から出しボタンを押す。 この状態を5秒キープ。 上体をひねるほど効果があるが無理はしない。 リモコンを反対側の手に持ち替えてボタンを押し5秒キープ。 「テレビリモコン正面打ち」 リモコンを両手で持ち 真上に上げしっかり伸ばし5秒キープ。 リモコンを90度に下ろし 前に腕を伸ばしてボタンを押す。 ストレッチなのでゆっくり筋肉を伸ばす感じで行う。 リモコンを操作するたびにやると効果的。 多ければ多いほど効果的。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.15 20:06:44
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