お茶の水 ハカセ(2010/1/26放送)より
寝ているだけで肩こりや不眠症が治るという「枕」
神奈川県の
16号整形外科にその枕があった。
なんと日本では唯一の枕外来がある整形外科だ。
枕を使った診察により 肩こりが治るという噂を聞きつけ
全国各地から患者さんが訪れるというほどの人気。
枕という1つのものを使って できる治療は限りなくある。
寝るときの睡眠の姿勢を整えるのが枕。
その枕を一人一人の体に適切に合わせることによって
よい睡眠姿勢がとれる。
その睡眠姿勢をとることによって
日々疲れた体を翌日までにリセットできる。
背骨をリセットするということ。
先生が診察を行って一人一人に合わせ
材質にまでこだわった「オーダーメイド枕」
森三中のともこ博士が実際に診察を体験した。
肩こりに悩むともこ博士の状態をチェック。
左首の神経を痛めていることが原因で肩がこっていた。
続いて枕チェック。
枕外来では日ごろ使っている枕を診察の時に持参してもらい
その人にあったものなのかどうかをチェック。
先生はともこ博士の枕を見ただけで
どんな形で寝ているかが想像でき とっても苦しそうだと言う。
先生によると 包み込むような軟らかーい枕は
一見 睡眠を促すように思われがちだが
同じ姿勢のまま寝ていることで
血液が下側に停滞し 老廃物が運べなくなってしまう。
そうならないためには寝返りしやすい枕が理想だという。
寝返りを行えば血液の循環がよくなる。
肩こり・不眠症を治す枕の一番重要なポイントは「高さ」
高すぎる枕の場合は
首の骨が曲がり神経を圧迫 呼吸も苦しく熟睡できない。
低すぎる枕の場合は
頭が下がり 頭部の血液が停滞 頭痛の原因になる。
そしてもう1つのポイントは「素材」
軟らかい素材ではなく スムーズに寝返りが打てる硬い素材がよい。
いよいよ肩こりを治す枕を作ることになるが
タオルケットと座布団で高さを調節してみる。
枕の高さは タオル1枚ほどの微調節が大事。
先生によると 枕の高さは
首のラインと布団の角度が15℃になるのが理想。
さらにスムーズに寝返りがうてるかチェック。
手を胸でクロスしてコロコロ寝返りがうてるかチェック。
ちなみに枕の高さがあっていない場合
腰から大きな力でひねらないと寝返りがうてなかったりする。
ストレスなくスムーズに寝返りを打つためには
横を向いた時に顔の中心線と布団のラインが
平行を保てることが理想の高さ。
枕の高さで言えば2~3ミリで寝返りというのが変わってしまう。
この結果を元にともこ博士の枕の理想の高さを測定。
約62ミリが理想の高さ。
そして夜中につぶれない「硬さ」大事。
ただし…
先生の診察は1年以上予約がいっぱいとのこと!
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