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カテゴリ:子宮筋腫・更年期障害・子宮がん・女性外来
おもいっきりDON!(2010/5/20放送)より
普段は聞けないカラダの疑問! 放っておくと危ない婦人科の病気 女性が毎月悩まされる「生理」 しかしただの生理不順 下腹部の痛み 生理痛だと見くびっていると 実は検診で大きな病気が発見されることも! 街頭で聞いてみると… なかには検診を受けている方もいましたが 「婦人科検診は恥ずかしい」「まだ大丈夫」と 婦人科の検診には行きづらいという意見が多い。 アメリカ・イギリスなど欧米諸国では 婦人科の検診率は70%以上なのに対し 日本はわずか20%前後と検診率が非常に低い。 しかし 若いからまだ大丈夫が危ない! 子宮にまつわるガンや子宮筋腫、子宮内膜症などの病気は 20~30代からの発症が増加傾向にあり 中には不妊、子宮摘出、死に至る危険な病気などもある。 婦人科の病気は予防医療が大事! こまめな検診で早期発見すれば完治するものがほとんど。 スタッフも全部女性という女性専用の総合病院の院長で 女性の病気に関する多数の著書を執筆されている産婦人科医 対馬ルリ子先生に普段は聞けない女性の悩みをお伺いします! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 20~40代に急増!怖い婦人科の病気 20~40代の女性の6割が婦人科系の悩みを抱えている。 生理についての悩み 1)生理不順 ・・・異常に遅れる、早まる 2)出血が異常に多い 3)生理痛がひどい 4)生理が1週間以上だらだらと続く <婦人科系の病気セルフチェック> 1)重い生理痛が恒常的にある 2)1週間以上生理がだらだらと続く 3)生理中レバーの塊のような出血がある 4)緑色や茶褐色 カッテージチーズのようなおりものがある 5)下腹部に違和感を感じる 最近膨らんできた 6)不正出血がある 1)子宮内膜症・子宮筋腫・子宮ガンの疑いアリ 2)3)子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣機能不全の疑いアリ 4)緑色⇒細菌性膣炎、トリコモナス膣炎 茶褐色⇒血が混じっている状態 子宮頸がんの疑いも カッテージチーズのような形状⇒カンジダ膣炎、頸管炎の疑いが 5)子宮筋腫・卵巣のう腫の疑いアリ 6)卵巣機能不全、子宮頸管ポリープ・膣炎・子宮ガンなどの疑いアリ ■楽天「郵送検診キット」で検索 20~40代に増えている婦人科系の病気 子宮内膜症 子宮筋腫 卵巣のう腫 子宮頸がん クラジミア感染症 昔は高齢者の病気だと思われていた婦人科の病気。 最近 病気の発症が年々低年齢化している。 「子宮内膜症」 本来ならば子宮内部でしか増殖・剥離しない子宮内膜。 卵管・卵巣など他の場所で子宮内膜が増殖・剥離してしまう。 不妊症の原因に。 20~30代の女性の10人に1人が発症。 「子宮筋腫」 30代になると多い。 子宮周囲の筋肉に腫瘍ができる。 中には15センチほどに大きく成長してしまうものも。 腫瘍が大きくなることにより他の臓器を圧迫。 成人女性の5人に1人、40代以上では4人に1人発症。 ほとんどは良性。 大出血や貧血を伴うことも。 肥大すると子宮摘出という事態に。 「卵巣のう腫」 若い女性に多い。 卵巣の中に粘液や血液などがたまり肥大。 進行すると赤ちゃんの頭の大きさくらいまで大きくなることも。 かなり大きくなる為自覚症状が現れないため気づきにくい。 ほとんどは良性。 40代以降に卵巣がんに進行する場合も。 「クラジミア感染症」 子宮周囲の臓器が炎症を起こしたり 不妊症、腹膜炎の原因にも。 「子宮頸がん」 最近問題になっている子宮頸がん。 子宮の入り口 頸部にできる。 性交渉により感染するヒトパピロウィルスのうち 発がん性の型に感染することで発症。 初期には全く自覚症状がなく 痛みや出血が始まったときにはガンはかなり進行している。 子宮摘出、放射線治療、抗がん剤治療などの処置が。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.20 20:17:50
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