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カテゴリ:歯・歯周病・噛みあわせ・口臭・味覚・口
本当は怖い家庭の医学(放送日:2010年10月12日)より
病気は口から始まっていた! 緊急 家庭でできる 口の中ドック2時間スペシャル! 手鏡1つでわかる 口の中の危険な病 超早期発見ドック 超早期発見法舌癌を始めとする口の中の重大な病。 実はそんな病を発症する前には、前触れとも言える 小さな異変が表れていることがあります。 そんな小さな異変に気づければ重大な病を未然に防ぐことができる 「超早期発見」が可能となるのです。 注意するべき3つの病を防げるポイント ・舌 ・頬の内側 ・歯 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ チェックポイント(1)舌 【舌癌(ぜつがん)の超早期発見法】 口にできるガンの中で最も患者数が多い病。 進行が速いうえ、痛みが出ないことも多く、気づいた時には、 すでにリンパ節などに転移していることも少なくないという。 舌ガンの発症前に表れる異変とは? 「白板症」 舌の粘膜の表面の層が一部厚くなり白く見える病変。 原因はわかっていないが細胞の分裂に異変が起こることで発症。 放置しておくと細胞がガン化する危険がある前ガン病変。 舌の白板症の1割が悪性化する。 「舌癌」の【前ガン病変】である「白板症」をチェック! ティッシュと手鏡を準備 口の中がよく見えるように手鏡を構える 明かりのほうに顔を向けるなど口の奥まで観察できるようにする 鏡に映った状態だと考えて 1)舌を出して右に寄せ 舌の左側面を見る 白い部分がないかチェックする 2)舌の左側面の奥を見る 舌の先をティッシュでつまんで右に寄せる この周辺は舌癌の多発地帯 3)舌の右側面を見る 4)舌の右側面の奥を見る 5)舌の裏側を見る 舌を上に引っ張り上げ隅々までチェックする 異常があった場合は一度 口腔外科で相談を ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ チェックポイント(2)頬の内側 【頬粘膜癌(きょうねんまくがん)の超早期発見法】 頬の粘膜に生じるガン。 口の中にできるガンのおよそ1割を占め、50歳以上の方に多い病。 舌癌と同様、過度の飲酒や、長年の喫煙、 歯が当たるといった慢性的な刺激が主な発症原因。 頬粘膜癌を未然に防ぐ異変とは? 「扁平苔癬」 頬の粘膜に白と赤の網目状の模様ができる病変。 詳しい原因はわかっていないが 粘膜の細胞に異変が発症し暑い部分と薄い部分ができて 網目状に見える状態。 これ自体は危険な病ではなく 2~3%の確立でガン化するという報告がある。 この病を早期発見するために「扁平苔癬」をチェック! 口を開け指を口の端に引っ掛けて口を広げる 1)右頬の内側を見る 2)左頬の内側を見る 顎の内側に骨の出っ張りがあるというゲスト患者 「骨隆起」という症状 このれは長年 歯軋りなどのよる刺激で歯の根元から盛り上がる現象 歯茎の外側に見られることもある 強い歯軋りをする人に多く 年とともに大きくなる場合がある 治療は今すぐ特に必要ない 将来 入れ歯を作る時に邪魔になる場合は 手術などで削ることもある 噛みあわせが関係する場合もあるので検査することをおススメする ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ チェックポイント(3)歯 【歯髄炎の超早期発見法】 歯髄炎とは虫歯などでできた歯の傷から細菌が侵入し、 最悪の場合、神経が腐り、歯が抜け落ちてしまう病。 そして虫歯以外の歯髄炎のもう一つの大きな原因が 歯ぎしりによるダメージ。 「歯ぎしり」は、日本人のおよそ9割が 行なっていると言われる、ごく一般的な習性。 中には、音のしない歯ぎしりもあり、本人が気づいていない場合もあります。 しかし、歯ぎしりはストレスを解消しているという説もあり、 一概に悪いとは決め付けられません。 問題は、歯に大きな力がかかる場合。 「強すぎる歯ぎしり」を続けていると歯髄炎の他にも 顎の関節に痛みが生じる「顎関節症」を引き起こす場合もあり、 その影響は歯だけに留まりません。 危険な歯ぎしりを続けているかどうか、 簡単に見つけられる2つの異変をチェック! 「マイクロクラック」 歯の一番外側の層に小さな亀裂が入った状態 神経に届いていないため痛みがないので目で探すのが唯一の発見法 1)口をイーっと広げ 歯の表面を見る 歯の先端や根元に注意 2)口の端を指で引っ張り 右の歯を見る 3)口の端を指で引っ張り 左の歯を見る 「くさび状欠損」 歯の根元が三角形に欠けた状態 歯の根元はエナメル質や骨に守られていない弱い部分 そのため強い歯軋りを受け続けると欠けてしまう 1)前歯を見る 2)左右の歯を見る 歯の根元が欠けていませんか? 異常があった場合は病院で相談を ■楽天「歯ぎしり」で検索 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ <<気になる舌のケアワンポイント>> 歯ブラシで舌を磨くのはいいの? 歯ブラシで舌が傷つく場合があるのでおススメできない 市販されている「舌ブラシ」 柔らかいのでh舌が傷つきにくい ガーゼでこすると舌からとれた汚れが見え効果がわかりやすい 舌の掃除は1日1回程度に抑えることが大切 舌の異常を色でチェックできる? 人によっては「舌苔」という舌の表面が剥がれたり 細菌などが付着することで白くなった状態のことがあるが 必ず治療が必要症状ではない 取っても取れないような白いものはガンの前触れの 可能性があるので病院で相談することが大切 ■楽天「舌苔」で検索 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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