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カテゴリ:健康
みんなの家庭の医学(2013/1/29)放送より
名医が認めた医食同源 「コーヒーには糖尿病予防の効果がある」 続きより 実はコーヒーの効果は糖尿病予防だけではない 誰もが気になるあの病の予防にも効果ありという研究結果が! 1)心疾患 コーヒーを飲む人は心疾患リスクが下がり 総死亡率も下がる クロロゲン酸には善玉コレステロールの働きを よくする効果があるという研究結果がある みんなの家庭の医学(2013/1/29)放送より 名医が認めた医食同源 「コーヒーには糖尿病予防の効果がある」 2)脳卒中 適量のコーヒー摂取は脳卒中のリスクを下げる コーヒーと喫煙⇒死亡率が高い コーヒーのみ⇒死亡率が下がる 3)がん コーヒーが一部の癌のリスクを下げるという研究結果がある コーヒーを飲んでいる人は肝臓がんになるリスクが低い コーヒーの効果が期待される癌 肝臓がん・子宮内膜がん・食道がん・大腸がん・頭頸部のがんなど コーヒーががん治療に役立つ! 石川県金沢市金沢大学付属病院 その治療を受けている1人の患者さんがいる 石川県在住の47歳主婦 100万人に1人という珍しい癌に侵されている 「悪性線維性組織球種」 主に手足の筋肉や腱などに発生する癌の一種 彼女が最初に症状に気づいたのは去年の6月 趣味のマラソンを走っていた時 「内出血をして炎症を起こしたのかなと ちょっと腫れたので それで通院してたんですよ 炎症だからスッと戻るからとおしゃったんですけど どんどん大きくなるし とにかく痛くて激痛が走るので 立ち上がれないし 仕事もできませんし・・・」 そして炎症くらいにしか思っていなかった足の腫れは わずか2ヶ月の間に恐ろしいっ状態に膨らんでいった 太もものMRI画像で白く膨らんでいるがん細胞が写っていた 断面でみてみると4つある太ももの筋肉全体に腫瘍が広がっていた こうなると治療法は癌の切除手術しかありません 再発のリスクを考えると最悪の場合 足の切断もしなければならない状況だった しかしこのとき彼女にはどうしても叶えたい夢があった 「2015年に金沢で開かれるフルマラソンが開かれる フルは無理でもボランティアでもよいのでお手伝いしたい」 だからこそどうしても足を切断する決心はできなかった 彼女のために家族は懸命に治療法を捜索 そしてついにある治療法と出会った ソレがコーヒーに含まれるある成分を使った治療法 これまでの医学の常識を覆す画期的な治療法とは!? 彼女は再びその足で立つことはできるのか? その成分とは「カフェイン」 カフェインと抗がん剤を一緒に使う 最新治療ならば足を残せる可能性があるという すぐに金沢大学付属病院に向かった彼女 彼女の足の状態を見た先生の判断は・・・ 本来ならば足を切断しないといけないんだけれども 走れるようになると この治療法はカフェインと抗がん剤を一緒に使い腫瘍をできるだけ縮小 最期に手術で癌を摘出 そもそもがん細胞につよい再生能力があり 一度抗がん剤で撃退しても時間が経つと自ら細胞を修復し復活してしまう しかしカフェインを一緒に使うとがん細胞が復活せず死滅する しかもカフェインの効果によって必要以上の抗がん剤を投与しなくてもよい 副作用が出にくいというメリットもある 太ももを覆いつくすように広がったがん細胞 目標は抗がん剤とカフェインで癌を50%以上縮小させ 4つある足の筋肉のうち1つだけでも温存する そうすれば他の3つの筋肉を切除しても 再び歩けたり走れるようになる可能性がある 手術は治療開始から4ヵ月後 果たして癌はどれほど縮小するのか? 2012/10/23 3週間に一度行われる抗がん剤治療の日 「体調はどうですか?」 「体調も全然よいし 痛みも少なかったので大丈夫でした」 8月の入院から3回目の治療 キモチは少し慣れてきたと言うが 体はまだ手術ができるレベルではないそうだ 午後1時 280ccの抗がん剤を4時間かけて患部に注入しがん細胞を破壊 使われているのは一般的な抗がん剤 治療開始 抗がん剤の効果が出るのは4時間後 その後カフェインを投与 その時 おにぎりを手にする彼女 抗がん剤投与中に昼食 副作用による食欲不振はなさそう 治療中の彼女の楽しみは会社の同僚達とのメール 翻訳の会社に勤めている彼女 10年来の友人たちから毎日激励のメールが届くそうだ 午後5時 1回目の抗がん剤の投与終了 ここで無色透明な液体 カフェインが登場 1日コーヒー約15杯分のカフェインを投与 3日間連続で行いがん細胞が復活しないように抑える 果たしての彼女のがん細胞は手術できるほど縮小するのか? 12月14日 手術前 最期の検査日 以前は大きく膨らんでいた右足の腫瘍 どのくらいまで腫瘍は減っているのか? 4ヶ月わたる合計5回カフェイン治療の結果は・・・ なんと腫瘍は60%以上縮小していた 目標の50%を大きく上回る好結果 これならば癌を全て切除しても 太ももの筋肉を1つは残すことができると先生は判断した 何より嬉しい結果だった それだけではなく手術を3日後に控えた彼女に もう1つ届いたクリスマスプレゼント 会社の仲間が歌と映像のメッセージを送ってくれた 花が大好きな彼女のために作った歌 みんなの支えによって何とか頑張ってきた彼女 2012年12月28日手術を迎えた 手術は午前8字からスタート 開いてみると4つある筋肉のうち3つにまたがって腫瘍が癒着 そこで3つの筋肉は腫瘍ごと切除 しかしなんとか1つの筋肉を残すことができた 摘出した腫瘍と筋肉は約1キログラム 3時間に及ぶ手術は無地成功 手術から1ヵ月後 再び彼女の元を訪れると・・・ 松葉杖を持ち上げ歩いてくる 手術後 順調に回復しリハビリを続けている 今では自分の足で10メートル以上歩けるようになった 「ちょっとしたら走れるようになれるかもしれない」と先生 「絶対達成したいと思ってがんばります」と彼女 足の切断すら覚悟していた患者さんが フルマラソン出場の夢へと一歩踏み出した カフェインが影響を及ぼす可能性のある疾患もありますので 持病のある方や妊産婦などは必ず担当医にご相談ください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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