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カテゴリ:手・肩・頚椎症性脊髄症・首・ひじ
間違いだらけの健康ジョーシキ(2012/2/19)放送より
肩こりは揉んでも治らない! 全国1万2千人アンケート 番組調べ 「肩こりの時何をする?」 29.4% 肩をもむ 23.1% 肩を回す 10.7% お風呂で肩を温める 6.5% 肩をたたく 肩こりのは僧帽筋という肩の筋肉が硬くなっている状態 筋硬度計で測ることができる 筋肉の硬さを数値化し肩こりの度合いを調べることができる 数値が30を超えると肩こりといえる 揉むことによって軟らかくなれば数値が下がる 肩こりに悩んでいる女性5人 まずは先生が最もこっている場所をゴッドハンドで探り当てる 一番こっているところに印をつけ普段の肩こり度を計測 5人の方全員 左右どちらかの肩が30を超え 肩こりと判定 しかも 両肩とも30を超える人が3人もいた ここから先生が1分間肩をもむ 揉んでいる最中はとても気持ちがいいそうだが 果たして肩こりは揉んでも治らないのか? 肩もみ直後は次々と基準値の30を下周り 全員が肩こりが解消された結果に 本当に治ったというのは継続的に下がらないとわからない 20分後 40分後 1時間後 1時間半後 2時間後と測定 5人の平均値でみてみると せっかくほぐれた筋肉は1時間後にはほぼもとの数値に戻ってしまい その後は肩もみ前より数値が上がるという残念な結果 30分後 40分後は非常に効果が出るが 最終的には肩こりが戻ってきてしまう 実験結果 1分間程度の肩もみの効果は1時間程度しか持続しない では誰もがやるほかの肩こり解消法ではどうなのか? 「1分間肩を回す」 下がった数値は1時間後には元に戻り 2時間後には元の数値を大きく上回ってしまった 「5分間 40℃のお風呂に入る」 入浴直後に数値が下がったものの効果の持続は20分ほど 2時間を経過した頃には元の数値を上回った 「1分間肩をたたく」 肩をたたいた直後から効果は薄く 20分後には元の状態に その後さらに硬くなり2時間後には通常よりも硬くなってしまった 計測回数280回 地道な調査の結果 日ごろの解消法では肩こりは治せないことが判明した では肩こりを治す方法はないのか? 肩こりはメカニズムを知ればわかる 肩は僧帽筋で繊維が重なり合っている 緊張すると重なりがずーっと強くなる そうすると硬くなる 普段は離れてリラックスしている 緊張すると滑り込むように筋肉の繊維が重なり合う そういうことで筋肉全体が硬くなる 人間は直立二足歩行のため頭が重い それを支えるのは首 人間の頭はボーリングの玉と同じぐらいの約6キログラム 重い頭を支えるために肩がこる 原因自体を治さない限りは常に肩だけ硬くなる状態が続く 肩こりは揉んでも治らない その原因は意外なところにあった 肩こりはある場所を鍛えれば治る 肩こりは首の筋肉だけじゃなくずっと下まで背骨はつながっている 腰の弱い人に肩こりが多い 腰を鍛える すなわち腹筋を鍛えることによって肩こりがよくなる 肩こりを治すには腹筋を鍛えろ! お腹の筋肉が弱くなってくると 重いものを支えることが非常に辛くなってくる お腹はひとつの容器になっているので 前のほうをグッとしめると中のほうもしまる お腹の圧力 腹圧を高めることによって背骨がキュッとして 重い頭を支えられる 自分の筋肉でコルセットみたいにしてしまう 腹筋が弱いと重い頭を支えている首と背骨が大きく揺れてしまう ところが腹筋を鍛え腰を固定すれば揺れが少なくなり 肩にかかる負担が減り肩こりにならない 悪いお辞儀が肩こりのもと 若い人に肩こりが増えている よいお辞儀⇒背筋を伸ばして腰から曲げる 悪いお辞儀⇒首を下げるだけ 悪いお辞儀は僧帽筋に負担がかかっている 約2.5倍近い筋肉の緊張がかかっていると思われる 首が下がる状態が非常に肩こりしやすい ストレスがかかると悪い姿勢になる 交換神経が緊張すると血管が閉まる こんな時はリラックスするために腹式呼吸が効果的 歯科的に問題になっていることがある いつも歯を接触させている(噛んでいる)人が多い 軽く噛んでいても噛む筋肉は使っている 正常な人は1日20分程度しか噛んでいない 何時間も噛んでいると あごの筋肉が疲弊しているのを補うため肩の筋肉が疲れる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.03.05 19:56:24
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