あおの軌跡

お客さんたちの入場が終わると、進行係の方が呼びに来てくれました。

いよいよ披露宴に突入です！

今日の曲は全部、ワタシが選曲しました。
最近の曲を知らないので、ほとんどをハワイアンに統一してしまいました。
先ほどの来賓入場はチャント（詠唱）を３曲ほど。
このチャントは結婚というしきたりの無かったハワイで、魂の結びつきを歌ったものと、祖先に感謝し、明るい未来を歌ったものを選びました。

ワタシたちの入場は『ハワイアン・ウェディング・ソング（原題　Ke Kali Nei Au）』です。

各テーブルに挨拶をしながら入場し、少し高い位置にある高砂の席に着くと、司会のＭちゃんの挨拶＆ワタシたちのプロフィール紹介です。

次に主賓２名の祝辞。
まずはダリオさんの職場の上司の人のお言葉を貰い、次にワタシの元上司(今は部署が変わってしまいましたが、もう１８年の付き合いになる、大好きな上司です）Ｏさんのお言葉を貰いました。
Ｏさん、緊張してましたが、きっちり仕事を果たしてくれました。

次にケーキ入刀。
ワタシたちの披露宴会場は天井の高いなので、一番背の高いケーキにしてありました。
なかなか見栄えが良くてよかった！
あのケーキは作りものだということは知っていたけど、本当にナイフを入れる所だけ、スポンジになってるんですね。
みんなが知ってる事実だけど、近くで見てみるとなかなか新鮮でした。

そういえば、ハワイアンって、しっとりとした曲が多いので、ケーキ入刀で使うようなインパクトの大きい勢いのある曲をさがすのに苦労してしまいました。
この選曲のお陰で、胃が痛くなり、病院に行ったりしたんですよね。
ちなみに、ケーキ入刀は、ハワイアンじゃなく（ハワイアンは諦めて）セリーヌ・ディオンを使っちゃった。
でも、そんなに違和感は無かったよ。

ケーキ入刀の後は乾杯！皆さん、やっと飲めます。（笑）
乾杯のご発声はダリオさんの上司の方にお願いしました。
乾杯のご発声後の曲はダリオさんが応援する女子プロレスの春山選手の入場曲にしました。
春山選手の入場曲は『ＬＯＶＥ』という曲で、明るくインパクトのあるメロディなので、結婚式にはもってこいです。
春山選手はワタシの好きなＫＡＺＵＫＩさんと同じＪＷＰに所属する選手で、今日は同じＪＷＰ応援仲間（通称；Ｊヲタ）もいっぱい来てくれているので、この曲が掛かったときはＪヲタテーブルから歓声が上がり、みんなが喜んでくれてよかったなあと思いました。

乾杯のあとは、しばらく歓談。
ワタシたちがこの会場を選んだ理由のひとつは、お料理の美味しさだったので、高砂に来てくれるみんなと写真を撮りながら、花嫁のワタシもたまにお料理を食べたりしました。
ちなみに、歓談中の曲もケアリイ・レイシェルを中心にハワイアンばかり。

２０分くらい経って、ワタシはお色直しのために中座しました。
この退場の時に、ウチのママに手を引いてもらって退場しました。
父親に比べ、あまり出番の無い母親にもスポットライトが当たるいい演出だと思います。

フロアの違う美容室に戻り、メイクとヘアを変え、色ドレスに着替えました。
これまた、手際よく、みなさんテキパキと動いてくれます。
ワタシの色ドレスは淡いピンクです。
後から、退場してきたダリオさん（ダリオさんの衣装代えは無しなので、ブートニアを代えるだけです）と合流し、キャンドルサービスで入場。
キャンドルサービスの時の曲はケアリイ・レイシェルの歌った『イフ･ウィー･ホールド･オン･トゥギャザー』ほかを使用しました。
しかし、この辺になると、足が痛くて、脂汗が･･･！（泣）大きすぎる靴を脱ぎたい！！
がんばって、全てのテーブルのキャンドル、メインキャンドルに点火しました。（当然だけど）

各テーブルのキャンドルは透明なガラス容器の中に青い色水入れたフローティングキャンドルを使いました。
テーブルクロスも青にいていたので、きれいに映えました。
ちなみに、テーブルのお花は暑い季節なので、さわやかさを演出したくて、葉っぱのみどりと白い花だけにして、モンステラなどのハワイを髣髴させる植物を使ってもらいました。

その後は、ダリオさん側のお客さんとして来ているＪヲタ親子さんによるパラパラ。
次にウチのフラの友達にフラを２曲踊ってもらいました。

そろそろ、宴も終盤です。
ちゃんと読めるか心配していた『花嫁の手紙』を泣きながらもなんとか読みきる事が出来ました。

次に、後ろに立っている両家の両親に花束・ブートニアの贈呈です。
ダリオさんは自分のお母さんに花束を、ワタシは自分の母親に花束、同じく自分の父親にブートニア、ダリオさんのお父さんにブートニアを贈りました。
ウチのパパは涙でグシャグシャな顔をしていました。
この時の曲は、やはりケアリイ･レイシェルの『マウナレオ』。これはケアリイが自分の母親を想い、その大きさを歌った歌です。

最後はダリオさんのご挨拶。
ダリオさん、ちょっとトボけた話をして、場を和ませてくれました。

両親たちとワタシたちは先に退場し、金屏風（！）の前に立って、ドラジェ代わりのスプーン＆お砂糖を渡しながら、来賓のみなさんをお見送りしました。