カテゴリ:本
集英社刊。
あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。 2xxx年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか? 傑作連作短編集。 去年出た本らしいんだけど、ググったら、こんなサイトが出てきました。 サイト自体なかなか面白いです。 しかも、著者自身による本作の解説や創作秘話が随所に載っています。 つか、こんな手の込んだサイト作って貰って、かなり出版社から愛されて出版された本だとわかります。 3年後に滅びる地球。 一時のパニックが去り、人々は淡々と生きています。 作り事だけど、何故か、なんとなく共感できる内容です。 設定は軽くSF的だけど、現実的な内容です。 8編ある短編の中で、ワタシは『太陽のシール』と『冬眠のガール』が「希望」を感じさせてくれて好きでした。 読み終わった後、じわっと心が温かくなる感じ。 ワタシは結構好きな作品でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年12月19日 10時28分53秒
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