カテゴリ:本
宝島社刊。
さりげなく海堂尊祭り実施中です。 出版社の紹介によりますと・・・ ↓ 第4回『このミス』大賞受賞作&28万部突破の『チーム・バチスタの栄光』、15万部のベストセラー『ナイチンゲールの沈黙』に続く、大人気・田口&白鳥シリーズ第3弾の舞台は、救命救急センター。 医療問題、収賄事件、大災害パニック…あらゆる要素がつまった、 シリーズ最高傑作のメディカル・エンターテインメント! (あらすじ) 桜宮市にある東城大学医学部付属病院に、伝説の歌姫が大量吐血で緊急入院した頃、不定愁訴外来の万年講師・田口公平の元には、一枚の怪文書が届いていた。それは救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという、匿名の内部告発文書だった。病院長・高階から依頼を受けた田口は事実の調査に乗り出すが、倫理問題審査会(エシックス・コミティ)委員長・沼田による嫌味な介入や、ドジな新人看護師・姫宮と厚生労働省の“火喰い鳥”白鳥の登場で、さらに複雑な事態に突入していく。 将軍(ジェネラル・ルージュ)の異名をとる速水の悲願、桜宮市へのドクター・ヘリ導入を目前にして速水は病院を追われてしまうのか……。そして、さらなる大惨事が桜宮市と病院を直撃する。 ・・・とのこと。 この本も『バチスタ…』で活躍した田口先生と白鳥調査官が活躍します。 実は『ナイチンゲールの沈黙』という作品が間に入るんだけど、『ジェネラルルージュ』の方が先に図書室に戻ってきていたので、こっちを先に読みました。 バチスタ事件から数ヵ月後の同じ病院。 今回は救命救急センターが舞台。 バチスタも長い話だったけど(上下巻)、この話も長いです。 今回は1冊だけど、厚い。 正直バチスタよりは、話の内容はちょっと絞まったかな。 ワタシはバチスタより、とりあえずキレは良い感じがしました。 今回のテーマは医療の現場での資金繰りの問題。 ちょっと考えさせられました。 救急医療にはお金が掛かる。 しかし、目の前にある命を救わずにはいられない。。。 この問題は現実社会にも通じるタイムリーな話題です。 現実の世界でも、産婦人科や小児科、過疎地での医師不足が問題になっています。 (しかし、医師不足なのに、何故歯医者だけは増えてますね。) もう少し何とかならないものでしょうかね? 高い税金を取っているんだから、ワタシたち庶民に還元の命を第1優先に使ってほしいと思うんですけどね。 話はそれましたが、この本のおかげで社会問題をも考える時間をもてました。 作者の海堂氏は現役のお医者さんらしいので、作品を通して、現実社会に色々と問題を投げかけているのかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年07月20日 13時54分11秒
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