カテゴリ:本
新潮社刊。
出版社からの宣伝↓ 産婦人科医・理恵――人呼んでクール・ウィッチ。医者がヒトの生命を操ることは許されているのか? 現役医師作家が挑む、現代日本最大の医療問題。『チーム・バチスタの栄光』を超える強烈なキャラクターとスリリングな展開に目が離せません! ・・・だって。 バチスタを超える強烈なキャラクターって誰のこと? 産婦人科の女医、理恵先生はそんな突飛なキャラじゃありませんでした。 っていうか、残念ながら、その人物があまり書き込まれていないと思います。 (ちょっとキツめですみません) 読んでいて、主役たる理恵先生の描写が雑で気になっていたのです。 海堂氏はあんまり女性を書くのが得意じゃないようです。 理恵先生をはじめ、患者さんたち(妊婦さんたち)はあきらかに男性が書く女性像というか・・・、ステレオタイプ。 まあ、それを除いても話の内容はおもしろかったし、考えさせられた。 ミステリーというよりも現実的な社会問題の提示。 本当のお医者さんの海堂氏はミステリーの力を借りて、現代の日本が抱える医療の問題点、政府の問題点を訴えたいんだと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年08月25日 16時16分14秒
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