カテゴリ:本
講談社ノベルズ刊。
内容↓ OLを殺害した容疑で逮捕された男が、引退した写真家水野久明を探してほしいと要求し、拘置所の中で死亡した。十津川は水野の行方を追ったが、手がかりを握る人物は次々に殺害されていく。その背後には彼が二年前に撮影した一枚の写真があった。錯綜する事件の謎が浮かび上がらせる、愛憎と悲しみのドラマ。 職場の同じ課の女性(30代)が(何故か?)十津川警部ファン。 十津川警部シリーズの殆どは読み倒していて、彼女は「私、殺人事件に関わらない日はありません」とそのハードボイルドな日々をカミングOUTして、周囲を大爆笑させてくれました。 彼女はちゃんとTVの2時間サスペンスもチェックしているらしい。 ワタシは殆どサスペンスドラマは見たことがありません。 そんな彼女のお勧めで十津川警部シリーズを読んでみました。 数あるシリーズの中でこれを読んだのは、ただ単に職場の図書室の棚にあったから。 何度もダイビングや温泉旅行で音訪れている伊豆なら、入っていきやすいだろうと思ったから。 十津川警部は穏やかで着実に犯人に迫って行き、容疑者が獄中で自殺してしまった難事件でしたが、最後は無事に解決してくれました。 西村先生の文章はとても丁寧で、安心して読めました。 句読点が多いので、独特のリズムがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年09月14日 15時57分11秒
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