カテゴリ:本
宝島社刊。
現役のお医者さんである海堂尊氏による田口・白鳥(チーム・バチスタ)シリーズ第4弾です。 宝島社の公式サイトによると・・・↓ 東城大学医学部付属病院不定愁訴外来の責任者で、万年講師の田口公平は、いつものように高階病院長からの呼び出しを受けていた。高階病院長の“ささやかな”お願いは、厚生労働省主催の会議出席。依頼主は、厚生労働省役人にてロジカル・モンスター、白鳥圭輔。名指しで指名を受けた田口は嫌々ながら、東京に上京することを了承した。行き先は白鳥の本丸・医療事故調査委員会。さまざまな思惑が飛び交う会議に出席した田口は、グズグズの医療行政の現実を知ることに・・・・・・。 内容的には、もうミステリじゃないような・・・? 作家であり、現役のお医者さんである海堂氏だからこそ出来た作品だと思う。 現在の日本が抱える医療問題について、いやでも考えさせられてしまいます。 本当にこの本に近いことが行なわれているんだとしたら、日本の医療は、マジでヤバイです! 真剣に心配になってきました。 厚生労働省の常識=世間の非常識。 厚生労働省の非常識である白鳥。 『チーム・バチスタ…』では「○キブリのような」と言い表されていた白鳥がカッコよく感じられてきました。 それにしても、このスピード感。 特に後半の厚労省会議室の白熱議論の応酬はスゴイです。 やっぱり面白いと思わせわれる作品でした。 全然知らなかったんですが、ちょっと調べてみたら、海堂氏のサイトも立ち上がっていました! ↓ http://tkj.jp/kaidou/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年02月16日 13時57分54秒
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