カテゴリ:本
求龍堂(きゅうりゅうどう)刊。
金原 瑞人氏訳。 舞台はイギリス。選挙で勝利をおさめた“健全健康党”は、なんと“チョコレート禁止法”を発令した!国じゅうから甘いものが処分されていく…。そんなおかしな法律に戦いを挑むことにしたハントリーとスマッジャーは、チョコレートを密造し、“地下チョコバー”を始めることにした!チョコレートがこの世からなくなったら、あなたはどうしますか?禁チョコなんて、ダイエットのときしかしたことない!読めばきっと、チョコレートが食べたくなる…。 ・・・とBOOKデータベースには書いてあるけど、本文にはどこにもイギリスとは書いてなかったよ。 「ヨーロッパにあるどこかの国」って設定だった。 元々は、イギリスのBBCの連続ドラマとして創作された、評判となった後、小説化された作品。 原題は、「Bootleg」。 日本人と似た性質のイギリス人が書いた本なので、日本人のワタシたちにも響く物があるのかも? チョコレートを象徴にして、かわいく表現してるけど、この作品が主張することは「自由の大切さ」それに「自由は勝ち取らないといけない」ということ。 児童書だけど、少年たちの勇気と活躍に、大人でも充分のめり込める話です。 政治に無関心な大人はこれを読んで反省しないといけないかも? 子供たちも政治に無関心な大人にならないために読んだ方が良いかも?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月20日 21時58分15秒
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