あおの軌跡

ＪＷＰの後楽園ホール大会を見に行ってきました。

まずは選手入場。
阿部さんが挨拶でしたが、カメラマンで見えません！
こっちはお金払ってるお客様なんだから、もうちょっと、小さくなって撮って欲しいものです。
気遣いが足りません！


1試合目はピンキーがジュニアのチャンピオンである大畠選手に挑戦しました。

しかし、直前に膝を痛めてしまったらしく、足に力が入りません。
試合に穴を開けなかった根性はプロでしたが、今、乗りに乗ってる大畠さんを相手に、折角の挑戦は結果を出すには及びませんでした。
残念。
いつかはＪＷＰのジュニアのベルトを取り戻して欲しいです。

2試合目はＪＷＰに新風(嵐？）を巻き起こしているチーム、アマンドラとのタッグマッチ。
ＪＷＰ側は蹴射斗さんと倉ちゃんのカッコイイコンビに松本浩代選手を加え、江本選手＆中川選手のアマンドラに加え、ヘイリー・ヘイトレット選手の3対3のタッグマッチでした。

みんなどっちかと言えば、パワー系な選手だったので、かなり迫力ある試合を見れました。
この前の試合でやられてしまった蹴射斗さんが中川選手から勝利しました。


3試合目はＫＡＺＵＫＩさんの試合でした。
今回は阿部ちゃんとのタッグを一時解消し、永遠のライバルである『うえまつらん』とそれぞれタッグを組みました。

引退したデビルさんから『スーパーヒール』を継承した植松さん。

まだ、自分の『スーパーヒール』を模索している最中です。
そんな植松さんのパートナーを買って出たのがＫＡＺＵＫＩさんでした。
１、２を争うタッグ屋の『うえまつらん』と『ＷＡＮＴＥＤ？！』。
幾度と無く抗争してきました。
そんな2組だからこそ出来る試合だったと思います。
『スーパーヒール・植松』の動きが全然読めません。
客席の1番前で見ていて、何度も逃げ遅れました！（笑）

植松さんのことだから、『スーパーヒール』は進化を続けることでしょう。
次はどこに出現するか、楽しみでもあります。

４試合目はＪＷＰが誇るPUREレスリングの真骨頂。
日向選手ｖｓＬｅｏｎ選手のシングルマッチ。

引退を発表した日向さんと日向さんの系譜を継ぐＬｅｏｎの攻防はとても正攻法でスリリングで期待を裏切らないものでした。

とてもマジメな性格のＬｅｏｎの成長が嬉しくて、ワタシはＬｅｏｎを応援しました。
でも、この試合、本当に面白くて、どちらかがフォールされる度にもっともっと観ていたくて、両方に声援を送ってしまいました。

日向さん、試合後に挨拶。


ここで、休憩･･･と思いきや、ＪＷＰ名物となった、西口プロレスの小猪木と小馬場の試合。
今日はＪＷＰのおじいちゃん的存在のグレートtheカブキさんはお休みでした。

休憩後はセミファイナル。
今日はボリショイさん、藪下さんの『カレイドスコープ』の持つタッグベルトに、米ちゃん、さくらさんの『よねざくら』が挑戦しました。
米ちゃんもさくらさんも好きなんだけど、やっぱり藪下さんに勝って欲しいと思っていました。

でも、なんとなく今日はボリショイさんとの歯車が合っていなくて、それ以上に米ちゃんとさくらさんのコンビネーションが輝いていました。

防衛に失敗してしまいました。
ワタシは『カレイドスコープ』の関節技コラボ、グランド技が多いから地味目だったけど、すごく好きだったので、残念でした。
『カレイドスコープ』はもう観れないのかな？
もっと見たいんだけどなあ。

試合後に米ちゃんは嬉しくて、泣いちゃってました。
米田ちゃんは、はたから見るとちょっと壁にぶつかってるみたいだから、これが起爆剤になって、どんどんよくなってくれると良いんだけど。。。

メインは無差別級王者の春ちゃんに、アマンドラの木村さんが挑戦。
木村さんはラフファイトを得意としていて、今までの抗争の中でも凶器を多用して来ました。
そんな戦い方を春ちゃんが認め、凶器使用ＯＫな試合になりました。
木村さんは、介入用のセコンドを引きつれ、フォークや有刺鉄線ボード、蛍光灯を持ち込みました。


案の定、ゴングより早く、場外乱闘。
木村さんはフォーク片手に、春ちゃんを、2階席からひな壇席まで満遍なく引き釣り回します。

一方、春ちゃんは額から血を流しながらも、当然正攻法。

ワタシはデスマッチは好きだけど、一方的なのはイヤなんだよね。

木村さんはバルコニーからチェーンで春ちゃんを吊ろうとした挙句、バルコニーからフットスタンプ！
近くで見ていた人の話だと、足は掠って、春ちゃんはお腹で、木村さんの全ての体重を受けてしまったようです。
木村さんだって、落ち方によっちゃあ、足を骨折しちゃうよ。
あんなトコからダイブした木村さんは『Ｈｏｌｌｙ　Ｓｈｉｔ』だけど、そんな大技をやってケガなんかしちゃったら、見ている方は悲しくなるので、もうこんな危ないことはやめて欲しい。

しばらくダメージでリングに戻ってこられなかった春ちゃんでしたが、最後はキーンハンマーで木村さんを仕留めました。
ああ、良かった。


木村さんの参戦には様々な考え方があると思うけど、自分のいた団体に泥を塗るようなやり方はどうなんだろう？
それが、『ヒール』と言ってしまえば、そうなんだけど、独立して（アマンドラという仲間もいるけど）独りフリーで頑張っている木村さんと、いつだってみんなに感動を与えてくれてるＪＷＰ所属の選手たち。
ＪＷＰの試合は勿論観に行くし、木村さんのデスマッチだって応援に行きました。
両方共にがんばって欲しいワタシにはあんまり乗れないストーリーだったのは確かです。


■7月19日(日) 後楽園ホール 12:00 観衆830人
「PURE-SLAM2009」

▼(１)JWP認定ジュニア＆POP両選手権試合30分1本勝負
[王者]○大畠美咲(８分47秒、花マルどっかん→体固め)[挑戦者]ピンキー真由香●
※第17代JWPジュニア王者＆第７代POP王者が２度目の防衛に成功。

▼(２)Over the Maximum Summer Bout 30分1本勝負
倉垣翼,○蹴射斗＆松本浩代
(12分26秒、変形シュバイン→片エビ固め)
江本敦子,中川ともか●＆ヘイリー・ヘイトレッド

▼(３)スーパーヒール２ｎｄＢｏｕｔ～スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
ＫＡＺＵＫＩ＆○スーパーヒール植松寿絵(15分52秒、サソリクランプ→片エビ固め)阿部幸江●＆輝優優

▼(４)Best Of Pure-Wrestling 30分1本勝負
○日向あずみ（15分26秒、ダイビング延髄ニー・アタック→片エビ固め）闘獣牙Ｌｅｏｎ●

▼(５)ＪＷＰ認定タッグ＆デイリースポーツ女子タッグ両選手権試合60分1本勝負
[挑戦者組]○米山香織＆さくらえみ（13分36秒、米-ＺＯＵ）[王者組]コマンドボリショイ●＆藪下めぐみ
※王者組が２度目の防衛に失敗。米ざくらが第32代ＪＷＰ認定タッグ＆第５代デイリースポーツ女子認定タッグ王者組になる。

▼(６)ＪＷＰ認定無差別級選手権試合60分1本勝負
[王者]○春山香代子（20分５秒、キーンハンマー→片エビ固め）[挑戦者]木村響子●
※第13代王者が６度目の防衛に成功。