カテゴリ:女子プロレス
北千住マルイの上にあるシアター1010のミニシアターでJWPの昼夜興行がありました。
狭い会場なので、自由席のワタシは開場時間より早目に到着出来るように会場に向かいました。 今日の昼の部はJWPの選手と各団体の若手選手との対戦と、日向さんの引退ロード、それに最近抗争を続けているパッションレッド軍との試合といった内容でした。 各若手の試合。 1試合目はJWPの新人、黒木選手の試合。 前回の後楽園ホール大会でデビューし、通算2試合目の試合。 今回は相手が倉ちゃん。 ガッチガチに緊張していたと思われるデビュー戦より、やはり普段練習を見ていただいている先輩選手だったお陰もあってか、しっかりした試合をしていたように思いました。 それにしても、まだまだ2試合目、まだ動きが悪い部分などもありますが、仕方無いと思います。 我らが新人黒ちゃんは、背の低い選手が多いJWPに於いては大きい方。 その大きさを生かせる選手になっていって欲しいと思います。 2試合目はアイスリボンの志田光ちゃんの試合。 最近、蹴射斗さんはさくらさんからアイスの子たちの壁となることを押し付けられてます。 今日、アイスから派遣されてきたのは学生時代は柔道などもやってきて、総合格闘技の『ジュエルス』などにも参戦した選手。 前半は自分の得意とする腕ヒシギなど関節技を狙って仕掛けていましたが、後半は蹴りが得意の蹴射斗さんのペースになってしまいました。 志田さんは、若手に有り勝ちな気合や大声でごまかすのではなく、自分が得意とする技で頑張ろうとする姿勢に好感が持てました。 3試合目は今、JWPジュニアの王者の大畠選手とJWPとデイリー、アイスのタッグ王者であり、NEOのハイスピードの王者の米ちゃんの『王者チーム』に、センダイガールズの水波選手とボリショイさんが対戦。 米ちゃんとボリショイさんの試合が手堅いのは(残念ながら当たり前なので)置いといて、大畠ちゃんと水波さんの対戦が本当に良かった! 今までこの二人の試合は見たことがなかったのですが、驚きました! 水波さんの運動神経の良さ、力があって頑丈な重圧感。 きっと実直でまじめな選手なのでしょう。 普段から、ばっちり練習していることが、筋肉で盛り上がった脚や肩、胸などから良く分かりました。 彼女は現在のジュニアの中では卓越した選手であるコトが分かりました。 一方、王者の大畠さんの佇まいをみてしまうと、アイドル的なコスチュームもあってか、ひ弱に見えてしまいます。 でも、いざ試合になると、そのしなやかさと、タイトル保持者である自信や大胆さを身につけ、しばらく見ない内に本当に王者らしい貫禄をかもし出していました。 試合後に水波さんが大畠ちゃんの持つベルトに挑戦を表明。 大畠ちゃんもそれを受け、12月に仙台で行われるセンダイガールズの興行でのタイトルマッチ が決まりました。 その試合、JWP所属ではない二人の試合ですが、遠く仙台に行ってでも観てみたいと思わされました。 それにしても、JWPのジュニアのベルト。 「私が取り戻す!」と言っていたピンキーは未だ病気療養中で欠場中。 残念ながら、この二人には大きく溝を開けられてしまってような感じです。 早くピンキーに戻ってきて欲しい!! 会場にあの笑顔が無いことに気付く度に思いますが、この時ほど、強く思った時はありませんでした。 休憩後、日向さんの引退ロード。 今日はKAZUKIさんとのシングルです。 8月に宮本和志選手自主興行で日向さんとのシングルマッチがあり、ワタシは見にいけなかったのですが、もう組んで貰えないかと思っていたので本当にカード発表があった時には嬉しかった。 やっぱり日向さんは現代の女子プロレスの至宝です。 その日向さんの引退前にKAZUKIさんとのシングルマッチが見られて、本当に嬉しかった。 トップロープからの雪崩式Kクラッシャー、場外に倒れた日向さんにリングからニーを落としたのにも驚き! 試合は普段のKAZUKIさんが出さないような技や怒涛の攻めを披露し、辞めて行く日向さんに対し、KAZUKIさんなりのお別れの儀式だったように感じました。 あれ?JWPの公式サイトの試合結果は『みちドラ→片エビ』って書いて在るけど、みちのくは返したはずです。 KAZUKIさんは延髄ニーに倒れ、力尽き、返してくれなかったと覚えています。 KAZUKIさんの気持ちが観ているワタシたちにも伝わる、とても良い試合でした。 感動しました。 今思い出しても、目頭が熱くなります。 メインはJWPvsパッションレッド。 JWPからは春ちゃん、阿部ちゃん&Leonが参戦。 パッションレッドからは高橋奈苗、夏樹☆たいよう&パッション・ホッティーが参戦。 高橋さんと同期の阿部ちゃんが意地になって前面に出て戦うので、阿部ちゃんが捕まる時間がながくなってしまいます。 今日はLeonが夏樹選手をキャプチュードバスターで沈め、JWP軍が勝ちました。 気が治まらない阿部ちゃん、次回はホッティーとのシングルが決まりました。 試合後に両者入り乱れての大混乱。 そんな中で倉ちゃんがラリアットで相手をなぎ倒し、超~カッコ良かった! ■10月18日(日)13:00「Autumn Star」 観衆 115人(満員) ▼(1)シングルマッチ 20分1本勝負 ○倉垣翼(7分30秒、アルゼンチンバックブリーカー) 黒木千里● ▼(2)シングルマッチ 30分1本勝負 ○蹴射斗(7分27秒、カカト落とし→片エビ固め)志田光● ▼(3)タッグマッチ 30分1本勝負 米山香織&○大畠美咲(16分52秒、花マルどっかん→片エビ固め)コマンド・ボリショイ&●水波綾 ▼(4)日向あずみ引退ロード~スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負 ○日向あずみ(16分6秒、みちのくドライバー→片エビ固め)KAZUKI● ▼(5)JWPvsパッションレッド 6人タッグマッチ 30分1本勝負 春山香代子、阿部幸江&○闘獣牙Leon (23分0秒、キャプチュードバスター→片エビ固め) 高橋奈苗(パッションレッド)、●夏樹☆たいよう(パッションレッド)&パッション・ホッティー(パッションレッド) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年11月02日 11時45分31秒
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