あおの軌跡

今年最後のキネマ倶楽部でのＪＷＰの大会を観に行ってきました。
『今年最後のキネマ』と言えば、『日向さんの最後のキネマ』。
いよいよ日向さんの引退の日が来月に近付いて来てます。

1試合目はアイスリボンの若手を蹴射斗さんが鍛えるシリーズの試合。
今日はハム子選手でした。
ハム子選手はお子さんを北海道に残し、単身赴任で『プロレスラーになる』という夢を諦めずに頑張っているお母さん選手。
ちょっと応援してあげたくなっちゃいます。

しかし、ハム子選手。
呆気なく、短時間で終了。
あまり良いところが無く、残念でした。

ハム子選手の試合後に、都宮ちい選手が蹴射斗に突っかかって行き、おいかけっこの後、急遽、試合開始。
しかし、ハム子選手より短時間で終了。

試合後にボリショイさんが登場し、小柄なちい選手を励まし、タッグを組もうという話になりました。

2試合目はワタシ的メイン。
ＫＡＺＵＫＩさんの試合です。
今日はジュニア王者の大畠選手と組み、倉垣選手とＪＷＰの新人の黒木選手とタッグマッチでした。

大畠さんとＫＡＺＵＫＩさんといえば、07年の『ディスカバーニューヒロインタッグトーナメント』で初タッグを組み、ＫＡＺＵＫＩさんの素晴らしいサポートでまだまだ新人だった大畠さんを輝かせてくれた事を思い出します。
その大畠さんも今ではジュニア王者。考え深いものがありました。


二人、ダブル攻撃で腕ひしぎの共演の見せ場もありました。

一方、倉垣黒木ペアの方は、気心が知れた先輩後輩タッグとあってか、黒木選手初のタッグマッチのぎこちなさも感じる事もなく溌剌と動いていた感じです。

3試合目は阿部ちゃんのｖｓパッションレッドシリーズ。
今日は名前を変えて潜り込んでるパッション・ホッティーとシングルです。

阿部ちゃんが仕掛けた足４の字に、お返しとばかりに同じ技で阿部ちゃんを散々痛めつけた挙句、堀田さんに憧れてプロレスラーを目指したハム子選手をはじめ、アイスリボン軍の力を利用して、阿部ちゃんの得意技のラ・マヒで勝利。
憎たらしいヤツです。

試合後にマイク。
ホッティーは夏樹と組み、ＪＷＰのタッグのベルトを獲ると宣言。
これを不服としたWANTED?!の相方のＫＡＺＵＫＩさんが登場するも早々にタイガードライバー→腕ひしぎで痛めつけられる。
その後倉ちゃんもリングに駆けつけ、ＫＡＺＵＫＩさんの代わりに阿部ちゃんとタッグで挑戦権を賭け戦うことになりました。

休憩を挟んで、セミ。
日向さんにＬｅｏｎが再び（三度？）挑戦。
Ｌｅｏｎに寄せる日向さんの期待の度合いが伺われます。
色々ありますが、試合スタイル等は、Ｌｅｏｎが一番近いのかもしれません。

日向さんの得意技のスパイダージャーマンを破り、すぐさま、反撃でそのスパイダージャーマンを返したＬｅｏｎ。
スピードと技、そして、なにより努力を怠らないＬｅｏｎは、最後のこの試合で、日向さんを破り、スパイダージャーマンを継承しました。

メインは現タッグ王者の米山選手＆さくらえみ選手ｖｓ春山香代子選手＆コマンドボリショイ選手のタッグマッチ。
この日記を書くまでにちょっと時間が経ってしまったというのはあるけれど、正直、試合内容覚えてない。
セミが良過ぎたせいか、セミに比べて、たぶん、普通な試合だったんだと思う。
あ、ちょっと思い出してきた。
結構、お笑い系な試合だったような…？
そんなつもりで見ていたら、ＪＷＰ無差別級王者の春ちゃんが負けちゃって、試合後のさくらさんのマイクにムカついた。
さくらさんは、多くの人が獲得するために努力し、王者は守るために多くの汗と涙を流してきたＪＷＰ無差別級のベルトと、出来たばかりのアイスリボンの60kg以下級のベルトを同等に語っていて。
そりゃあ、アイスのベルトは歴史は浅く、アイスリボンの人たちが「大事なベルト」って思うのは大事な事ではあると思うけど。
ワタシはさくらさんのことが好きだったけど、あのマイク、さくらさんがしゃべれば喋るほど、さくらさんがきらいになった。
さくらさんは頭が良い人で上手くインターネットなどを活用し、アイスリボンのため、女子ｐロレスのために頑張っている事も分かるけど、頑張り方は人それぞれなのに、春ちゃんのことを「石器時代の人」などと言っていた。
「60kg以下じゃないと美しくない」とも言っていた。
美しさなんて、主観的なものだし、第一、60kg以下だからって美しいとは限らないし60kg以上でも美しい人も沢山いるのに。

■１１月３日(火・祝)東京キネマ倶楽部 13:00 観衆197人(満員)
「Ａｕｔｕｍｎ Ｓｔａｒ」

▼(１)シングルマッチ20分１本勝負

○蹴射斗(５分37秒、カカト落とし→片エビ固め)星ハム子●
※試合後、都宮ちいと蹴射斗が乱闘、特別試合へ。
▼特別試合
○蹴射斗(３分17秒、ファルコンアロー→片エビ固め)都宮ちい●

▼(２)タッグマッチ30分1本勝負
ＫＡＺＵＫＩ＆○大畠美咲(15分41秒、ダイビング・ボディープレス→片エビ固め)倉垣翼＆黒木千里●

▼(３)ＪＷＰｖｓパッションレッド30分1本勝負
○パッション・ホッティー(15分59秒、ラ・マヒストラル)阿部幸江●

▼(４)日向あずみ引退ロード～スペシャルシングルマッチ30分1本勝負
○闘獣牙Ｌｅｏｎ(24分50秒、キャプチュードバスター→片エビ固め)日向あずみ●

▼(５)スペシャルタッグマッチ30分1本勝負
米山香織＆○さくらえみ(16分12秒、ラ・マヒストラル)春山香代子●＆コマンドボリショイ