カテゴリ:本
講談社刊。
著者真骨頂の長編時代ミステリー 長屋からひとりずつ人が消えていく 店子を襲った殺し屋、差配人の出奔、謎の新興宗教騒ぎ。江戸下町の長屋で連続する事件の裏の陰謀に、同心・井筒平四郎と超美形少年・弓之助が挑む。 奉行所きっての怠けもの同心・井筒平四郎、超美形少年の弓之助のほか、神出鬼没の隠密同心・黒豆、回向院の茂七の手下・政五郎、驚異の人間テレコ・おでこ、若き差配人・佐吉と伝書鳩の官九郎など、最強キャラクターが続々登場! 宮部みゆきさんは現代物、未来物、江戸物…と多彩は作品を出版されていますが、ワタシは宮部みゆきさんの時代小説が大好物。 すごく時代考証がしっかりしていて、きっと、ご本人が江戸時代とかが大好きで色々と研究なさっているんだろうなあと思います。 『ぼんくら』も当時の長屋に暮らす庶民の生活が細かく描かれていて、とても面白く感じました。 主人公の井筒の旦那もぼんくらではあるけれど、欲の無い庶民よりの考え方を持ったお役人で、好感が持てました。 また、続編も読みたいなあなんて思ったら、『日暮らし』が続編にあたるらしい。 『日暮らし』も読まなくちゃ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年02月07日 10時27分16秒
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