カテゴリ:本
文藝春秋刊。
一読で心を別世界に連れて行ってくれる佳篇揃いの1冊。新聞連載の12篇から、迷いや恐怖、そして歓喜に立ち止まる大人たちを描いた6篇を選び収録しました。温厚な父が秘めた生涯一度の恋、江戸から消えた女房が毎夜見せる不可思議な夢、少年時代の後悔を振り切れない男の久々の帰郷など。今昔も夢現も境を自在に越えて筆は冴えわたります。ブラックに、艶(つや)っぽく、しっとりと……多彩な物語のアソートは夜更けの読書にぴったりです。こどもたちと希望の物語を詰め合わせた姉妹篇『朝のこどもの玩具箱』と併せて、あさのあつこワールド入門にもおすすめ! 仕舞い夏の海/うちの猫は鼠を捕りません/夢女房/お花見しましょ/蛍女/もう一度さようなら 『バッテリー』で各児童文学賞を総なめにしているあさの氏。 色んな本を出しているようですが、ワタシは初めて読みました。 この本は『夜の』と有るだけに、ちょっとぞくっとさせられるような短編集です。 短編なので読みやすい。 ワタシは結構、おもしろかったなあ。 最初の『仕舞い夏』と『もう一度さようなら』が関連しているのが、おもしろい。 自分的には『お花見しましょ』は感動的でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年04月26日 23時12分08秒
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