韓国小学校の教科書
午前中、内科に行って、検査の結果を聞いてきた。実は、日頃の食生活(甘いもの好き、お肉好き、油物も好きの大食漢)がたたって、「コレステロール数値高すぎ」とか「糖尿病になりかけ」とか言われるんじゃないかと思って ビクビクしていたのだった。でも、血液検査も尿検査も、みんな標準内の数値で、ホッとした。以前、よしくん妊娠中の血液検査で、「肝機能が低下している」と言われたことがあったのだが、それも、とても良くなっていて、何の心配もないとのこと。良かった~。この内科、うちのマンションのすぐ横にあって、お腹が痛かったはんらは、病院を選んでいる余裕もなくて駆け込んだのだが、内科医にしては、重量級の医者だった。あの体格では、患者に「もっと痩せないと癌になりますよ。」なんて言えないと思う。背も高いので、肥満体とは言えないと思うが、はんらが見ても「先生、健康のためにあと5~10キロくらい落としたほうがいいのでは?」と言いたくなるほど・・・スリムな内科医より、実に気楽だった。近いことだし、これからここをはんらの主治医にしよう!と思った。さて、今度5年生になる長男、コーちゃんが教科書をもらってきた。数日前にもらってきていたが、はんらは体調不調で、きょうまでじっくり見もしなかった。コーちゃんが3年生くらいまで、はんらたちはソウルの日本人学校に、日本の小学校の教科書をもらいに行っていた。小学校教育は義務教育であるため、日本国籍を持っているコーちゃんは、日本の教科書をただでもらうことが出来たのである。ところが、去年からいろいろややこしくなってしまい、将来必ず日本に帰る予定の子供以外は、もらえなくなってしまった。はんらたちも申請すれば、そのままもらえ続けたのだと思うが、めんどくさいのと、数冊しかない教科書をもらいにソウルまで行く交通費のほうがずっと高いため、そのままもらいにいかなくなってしまった。そう、日本の小3くらいの教科書は、「数冊」しかなかった。日本本国でもそうなのだろうか?ここ韓国では、小3くらいでも、教科書は13~4冊はあった。韓国の小5の教科書は、英語、国語2冊(読み方、書き方)、算数2冊、社会2冊、地図帳、理科、実験、道徳2冊、音楽、図画工作、体育、技術、と、全16冊である。一番分厚い「読み方」の本は、242ページまである。これが、1学期分である。日本の教科書は、3,4年生で1冊、というものもあった。どの教科書もペラペラに薄かった。本国でもそうなのだろうか?いつも、ソウルの日本人学校で、「へっ?!?これだけなんですか?」と教科書の少なさに驚いていたはんらたち・・・本国でもそうなのだろうか・・・?