韓国の小咄 ・ 上級者用
あるところに、正直な木こりがいました。いつものように山の中で木を切ったあとで、妻の作ってくれたお弁当を食べようとすると、思わず手が滑って、大切なキンパプを池の中へ落としてしまいました。木こりは大慌てで、池の中をのぞき込みました。でも池はとても深いようで、拾うこともできません。「弱ったなぁ。キンパプが無くては困ってしまう。」がっかりして、池を見つめていると、突然池の中から女神が現れ、「そんな情けない顔をして、いったいどうしたのですか?」とたずねました。 木こりがわけを話すと、女神はさっと池の中に消え、ハム・たくあん・きゅうりの入ったキンパプを持って現れました。「あなたが落としたキンパプは、このキンパプですか?」「いいえ、そんなキンパプではありません」すると、女神は再び池の中に消え、今度は、おでん・かにかま・ごぼうの入ったキンパプを持って現れました。「あなたが落としたキンパプは、このキンパプですか?」「いいえ、そんなキンパプではありません」女神は、もう一度池の中に消えると、今度は、にんじん、ほうれんそう・卵の入ったキンパプを持って現れました。「あなたが落としたキンパプは、このキンパプですか?」「いいえ、そんなキンパプではありません」どんなキンパプを持って現れても、木こりが違うと言う為、とうとう女神は、尋ねました。「一体、どんなキンパプを落としたのですか?」すると木こりは答えました。「私が落としたのは、チュンムキンパプです!」(おしまい)* 「チュンムキンパプ」を知らないと、全く笑えない小咄でした。チャンチャン♪!♪ちなみに、チュンムキンパプとは、こんなの!!! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ こんなの!!! ↓ ↓ ↓ こんなの!!! ↓ ↓ ↓ 海苔巻きのほうは、ご飯とのりだけ。大根とイカの辛い和え物と一緒に食べます。めちゃウマ!^^はんらの大好物で~す。(一時、はんらが異様にこってた時期があります。^^)