元気なじじばば
asouakemiさんの、昨日と今日の日記を読んで、思ったことがある。はんらの親戚もそうだ。韓国のノギさんの親戚では、年をとっていて、趣味生活をエンジョイしている人は、ほとんどいない。シオモニは、週末農園なんかをやっていたりするが、楽しみというより、家計を助けるため、という動機が強い。ノギさんのお姉さんたちは、もう孫までいるお姉さんも多いが、仕事はしていても、趣味らしいものはないようだ。それに比べて、はんらの実家の両親は、趣味生活に明け暮れている。はんら父、72歳は、雨の日も風の日も、自転車に乗って、1キロ以上離れた公園に、毎日毎日「グラウンドゴルフ」をしに出かける。7時には起床し、8時前には出て行く。そして、午前中いっぱい、大勢の仲間と共に、グラウンドゴルフで汗を流してくるのだ。かなり強く雨が降っている日にも、雨合羽を着て自転車に乗っていくのには驚いた。はんら父は、運転暦40年以上のベテランドライバーであるからである。健康のため、遠くに行く以外は、自転車か徒歩なのだそうである。その他、午後には、カラオケ教室だの、卓球教室だの通っていて、大変忙しい生活を送っていた。はんら母、65歳のほうは、50歳過ぎてから始めた「ゴルフ」が順調で、しょっちゅう、打ちっぱなしにも出かけるし、ハーフホールにも出かけている。はんら母は、地元のレディース大会やシニア大会で、何度も入賞、優勝していて、はんらの実家には、トロフィーと賞状が、もう整理できないほど飾られている。地元新聞にも何度も載り、たくさんのスクラップも置いてある。さらに、はんら母は、地元の婦人会の会長もやっている。はんら母は、もともとアクティブな人であるため、会長としても大活躍しているようで、消防の火消し大会?で、地元婦人会を優勝に導くわ、車椅子寄付のためのプルタプ集めでも、市内で1等になるわ、華々しく活動していた。婦人会会長であるため、年1,2回の旅行も企画を立て、宣伝し、旅行代理店と契約し、参加もし、その他、講演会だの、なんとか教室だの、いろんな企画も立てて、実行に移していた。その合間をぬって、なんと、粘土細工の教室にも、もう10年くらい通っていて、腕前はプロ級である。展示会など開くときには、粘土細工に集中したりもしている。その合間をぬって、仲の良い友人たちと、年に1,2回は、海外旅行にも行く。9月末には、オーストラリアに行って来ると言っていた。もちろん、はんら父も負けてはいない。この前、初めて地元のグラウンドゴルフで準優勝し、地元新聞に載った。父親は父親で、仲の良い友人たちと、時々旅行に出かけている。はんらの両親は、日本のじじばばの中でも、華やかに生きているほうかもしれないが、どうしても、こっちの親戚と比較してしまう。asouakemiさんのおっしゃるとおり、どういう人生が幸せかとは、一概に言えないのだろうけれど。。。こんなはんら父母の孫である、はんら妹1の息子、娘も、華やかにやっていた。小6の甥っ子は、平泳ぎが得意で、学校の代表に選ばれていた。さらに、所属しているドッジボールのチームが石川県大会で優勝し、全国大会に出た。小4の姪っ子は、バトンクラブに所属しているが、毎年全国大会に進出している。妹1は、子供たちの全国大会での晴れ姿を見るため、有給休暇を使い、東京に、大阪にと、多くの交通費を使っていた。この甥っ子、姪っ子も、地元新聞には何度も載っている。妹1の自宅では、子供たちの大会の様子を録画したテープが、押入れひとつを占領していた。はんらと似て、スポーツ音痴の妹1は、特に何もしていないのだが、その夫はこれまたスポーツマンで、スキーの腕前は指導員の資格を持っているほど。草野球では4番バッターなんだそうだ。最近、ゴルフまで始めて、はんら母と時々連れ立って、ホールに出ているそうだ。日本に行って、そんな家族に、さりげなく刺激を受けてきたはんらなのだった。