百聞は一見にしかず
今日は、コーちゃんの小学校の期末テスト。昨日の夜は、親子で、いわゆる「一夜漬け」はんらはA型だからか、テスト前はキチンと計画立てて、キチンと勉強してたものだけど、コーちゃんはAB型だからか、昨日の夜になって、やっと、テストの範囲を確認している。。。お先真っ暗さ~。今日1日で、国・数・社・理・技・音・美・体の8科目。なので、一夜漬けも、漬からないままの中途半端。で、韓国の学校は勉強中心で、実技が少ないため、すごく簡単なことでも、すごく難しいものになっちゃってるんだな、これが。例えば、小6で、実技の授業で「ミシン」について習うんだけど、当の本人たちは、「ミシン」というものを、見たこともないのだ。当然、触ってみたこともない。(はんら家にも無いし。。。)で、教科書の写真を見ながら、各部位の名前や使い方なんかを習って、それがテストに出るのだが。。。見たことも、触ったことも、使ったこともないもんだから、簡単なことでも難しいの~。「ゆっくり縫わなければならないのは、曲線縫いですか、直線縫いですか?」などという、点数稼ぎの問題のような問題でも、わからない。。。体育の授業では、これまた水泳を、教科書のみで習った。当の本人は、泳ぎ方なんて全く知らないのだ。クロールも平泳ぎも背泳ぎも、何も知らないし、泳いでみたことがない。それが、教科書には「平泳ぎの腕の動かし方と息継ぎの仕方。1. 手と腕をまっすぐ伸ばして、耳の横に付ける。2. 大きな円を描くように腕を下ろしながら手のひらで水をかく。3. 脇をしめながら手のひらで水をかき抱くように胸の前まで引き、この時頭を上げて息を吸う。4. 腕を伸ばして水面と平行になるようにし、水に顔をつけた状態で息を吐く。」このややこしく、長い文章を、頭の中で想像しながら暗記しなければならない。(やってみたことがないため、想像するのも一苦労)この調子で、平泳ぎの足の動かし方、クロールの泳ぎ方、背泳ぎの泳ぎ方などなど、やってみたこともないことを文章で暗記しなければならない。これって、学校で実技で取り入れてくれれば、暗記しなくても、体で覚えるもの。。。ミシンも使わない、水泳もしないのに、教科書で勉強して、何か意味があるのだろうか、と思ってしまうよ~ん。