A-トレイン
韓国にも観光用の特別列車がある。以前乗ったO-トレインとV-トレインも観光列車。それ以外にもいくつかある。が、出発地点が天安からだとちょっと遠いんだよな~今回は、A-トレインに乗るために、天安から朝6時20分のKTXに乗ってソウルに向かった。このKTXに乗らないと、8時20分チョンニャンニ発のA-トレインに乗れないんざま~す。チョンニャンニ駅。チョンソン・アリラン列車。略して(?)A-トレイン。客車はムグンファ号を改造したもので、料金はセマウル号の特室料金です。4両編成で、1号車「ハヌル室」2号車「ヌリ室」3号車「ッタンウルリム室」4号車「サランイン室」と、それぞれ座席の色や並び方なんかが少しずつ違っている。そして、カンウォンドのパダヨルチャ(海列車)のようにDJがいてマイクであれこれおしゃべりしたり説明したりしてくれるのが全車両に流れる。列車の一番後ろはこんなふうに線路が見えるスペースになってます。川を渡って、(もしかしてmimizukuさんのお宅のあたりかなあ~?と思いつつ)韓国で2番目に高い位置にあるというチャミウォン駅(海抜688m)の近辺。道路がずーっと下のほうに見えます。このあたりは雪景色。チャミウォン駅の次のミンドゥンサン駅。ここは、ヨン様のドラマ「若者のひなた」のロケ地だったそうです。ソンピョン駅のホームでは地元の人たちが市を開いている。ここでは5~10分、列車から降りて市で売っている江原道特産のジャガイモやトウモロコシなどの料理やおやつ、野菜の乾物などを買ったり味わったりできるようになっている。駅は田舎の簡易駅。チョンソン駅と終点アウラジ駅の間にあるナジョン駅はソテジがこのベンチでコマーシャルを撮ったそう。終点アウラジ駅。チョンニャンニ駅を8時20分に出発して終点アウラジ駅には12時半到着です。江原道は遠いですねー!!!有名な5日市のあるチョンソンは終点より2つ前の駅。チョンソンで降りれば、このA-トレインの時刻表に合わせたシティツアーバスが走っていて、伝統家屋村やファアム洞窟、ファアム薬水などを回っている。チョンソン5日市は、2のつく日、7のつく日に市が立ちます。レールバイクに乗りたい人は、アウラジ駅下車。どっちも夏のほうがいいですよね~洞窟なんかも冬は寒そう。はんらたちは、とりあえず終点まで行ってぶらぶらすることにしました。というのも、A-トレインに乗るのが目的だったからです。^^終点で降りたので、A-トレインと一緒に写真撮り放題。駅前には、こんな形したカフェがあって目を引きます!これ、なんと、列車の客車を改造したもの。リフォーム大賞だか何だかを受賞しているんだそう。しかし残念なことに、時期はずれで休業中。「オルムチ(日本ではニゴイ?)」という魚だそうです。更にその向こうには、食堂がいくつか並んでます。メニューの一番上の「コッドゥンチギ」というのは蕎麦粉を入れたおうどんみたいなので江原道の郷土料理だそうです。ゴマの風味がよくきいてて美味しかったです。韓牛ヘジャンククメミルジャントックマンドゥクク全部注文してみて、みんなで食べてみました。^^あんまり辛くなく、しょっぱくもなかった。江原道の料理がそうなんでしょうね。大きな橋がかかってて、こっちのほうにはこんなオトコがいる。橋を渡ってみると、乙女の像がある。ところが、オトコの視線は乙女のほうに向いてて、乙女に向かって手を差し伸べているのに、乙女は明後日の方向を向いちゃってんのよ、これが。どーして?可哀想なおにーさん。そしてもうちょっと行くと、川を歩いて渡れる石(飛び石)がある。ノギさんとよしくんは、「わーーーい、行こう行こう~」と行っちゃったんだけど、これが、見た目には、何だか危なさそう!石から滑って落ちたらどーすんのよ?!?ホラ、見て!凍った川の上を歩いていくふたりが見えますか?!?まるで、北朝鮮を脱出していく脱出民のような姿! ↓ ↓ ↓はんらとコーちゃんは、安全策を取って、つり橋を渡ることに。ところがこのつり橋、途中くらいまで進んだら、揺れるのなんのって!怖いわ、車酔いしたように気持ち悪くなってくるわ、そして真ん中まで進んだら、足元がガラス張りになってて下が見えて、恐ろしいのなんのって!!!何も考えずにひたすら渡って、ハタ!と思った。どうやって戻ろう?!?(^^;)ノギさんとよしくんは、「わーーーい、こんどはつり橋を渡って戻ろう~!」と行っちゃった。ふたりは喜んで、わざとつり橋を揺らしながら通ってる~!またあの揺れるつり橋を渡るのは嫌だわ、コーちゃん、何とかならないの?と聞くと、ずーっと向こうのほうに、凍ってない石の橋があるはず、と言う。じゃ、そこにレッツゴー!!!いえね、看板に「老弱者、めまいを起こしやすい方、妊婦は渡らないように」ということは書かれてたわよ。でも、まさかあんなに恐ろしいとは。。。出だしは「ちょい怖い」程度だったんだけど、進めば進むほど、石の高さが高くなる!渡り終えて撮った写真。向こう岸を出発する時には、岩はこんなふうに高くなかったのに。大きさ、わかりにくいかもしれませんが、ひとつの岩の長さが1メートル以上あったと思う。一番高いところの高さもおそらく、1メートル以上。その上にたって見下ろすと、目の高さから川面までは3メートル近く?あるのよ。途中で腰を抜かして動けなくなりそうだったわ~もう、心の中で神様仏様に祈りながらひたすら岩だけを見て、川面は見ないようにして歩き続けたわ~(^^;)下手をしたら、救助隊を呼んでニュースに出るところだったかも。ノギさんからは「はるばる遠くまで行って、もっと怖い思いをしたバカ2人」と馬鹿扱いされました。。。さて、アウラジからバスに乗って、チョンソンに移動。5日市の日ではなかったのだけれど、市内にある市場をぶらぶら。このお菓子はすっごく美味しかったです。やたらと「江原道名産、チュイトック」というのを見かけたので食べてみたくなり、チュイトックのお店に入った。草もち?ヨモギもち?みたいな感じのおもちでした。帰りはチョンソン駅からまたA-トレインに乗って帰って来ました。さらば!江原道!!