2016 独断と偏見の書籍ランキング
今年の「独断と偏見の書籍ランキング」海外に住んでいるため、新作や話題作は少ない。というか、どんな本が話題作なのかもよくわかんない。今年読んだのは漫画本、雑誌を除いて24冊くらいかな?一応、簡単な読書ノートをつけてはいるんだけど、あんまり正確じゃないので。1. 十二番目の天使 オグ・マンディーノ 坂本貢一訳爽やかで強くて美しい話。人生に奇跡を起こした実話に基づいた話だそう。この本を今年のナンバー1に。2. 7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー著 川西茂訳今更ながら読んだ有名な本。自分の生き方に反映できたらいいなと思ったはずなんだけど、12月末日の今、内容はすっかり忘れてしまった。。。でも「いい本だった」ということだけ覚えている。所詮、そんなもん。。。(^^;)3. きっと飛べると信じてた オグ・マンディーノ 牧野・M・美枝訳貧しく虐待を受けて育った主人公に、成功の種子を教えるウィニー。「あなたの健康はどれだけの価値がある?」「あなたの眼は? 目と引きかえに百万ドル受け取ると思う?」「まだ貧しく絶望的だと感じる?」1位の本と同じ作者で、同じルートで手に入れた本なんだけど、どっちの本もいい本だった。4. 終末のフール 伊坂幸太郎8年後に小惑星が衝突し地球は滅亡するという予告がされてから5年が過ぎた頃。余命3年を宣告された人々が残りの人生を生きていく話で、暗い題材ながらも、登場人物たちの生き方を見ながら人間の弱さ、儚さ、強さ、温かさ、いろんなものが感じられた本。5. 冬の伽藍 小池真理子第1章は「はあっ?!?何?これ??」って思いながら読んでたけど、第3章のラストでは泣けた~6. 恋 小池真理子直木賞受賞作。あまりにも倒錯した?世界に、ぽか~~~んとしてしまったが、ラストで、若い頃に倒錯した世界に生きていた雛子さんがアラフィフになって「10キロ以上太って、今は気さくな可愛いおばさん」になってて、何となく納得。「恋」というタイトルにも納得。若気の至りな小説、若さは美しくて儚くて、そして危険なものですね。7. 桜の首飾り 千早茜内容はそう面白いとも感じなかったんだけど、「後ろのガラスケースからオレンジ色の花束を取りだした。太陽みたいな花がもりもりと咲いている」(P.82)「外はすっかり紺色だった。」(P.93)みたいに、表現がきれいで印象的だった。さて、今年も残り数時間。1泊旅行に行ってたコーちゃんが帰って来たので、これから年越しそば代わりに、どこかにカルグクスでも食べに行く予定。そして去年は最初から最後まで紅白が見れたのに、今年は、トゥワイスにぞっこんの2人がいるので、きっとチャンネル権ははんらにはないでしょう。皆様、よいお年を~