天安市庁へのクレームが、忠清南道へ
天安市の「新型コロナ緊急生活安定資金」を申し込んだ時の日記は、こちら。結局、1ヶ月くらい経って「外国人は対象外でした」という返事が来た。この返答にイラッとしたはんら。今、このグローバル時代に、一体いつの昭和の話してんのよ!こっちは外国人だからと特別扱いもしてもらえず、韓国人と同じ条件で勤務し、同じように税金を引かれ、息子は同じように軍隊に行かされたのよ!でも、電話口の係員は「そういう決まりなのでどうすることもできません」そりゃ、アナタが決めたんじゃないんだから仕方ないわよね。でも悔しいわ。それで、天安市のホームページの「ミンウォン(クレーム、みたいな意味かな)」のところに書き込んだ。「天安市、外国人に対する差別がひど過ぎませんか?」というタイトルだ。税金を払う時、子供が軍隊に行く時は韓国人と同じ扱い、でもこういう時にだけ「外国人」扱い、どういうつもりなのか、説明してほしい。と書いたところ、すぐに返事が来た。「忠清南道のミンウォンのほうに回しました」ということだった。今回の天安市の「新型コロナ緊急生活安定資金」が忠清南道と半々で出すもので、忠清南道のほうから返答をもらって欲しい、ということだった。ところがその後、何の連絡もない。それで電話をかけた。天安市庁から、忠清南道庁へ、そして担当の人につないでもらった。忠清南道庁のほうでは、もう1週間くらい前にホームページ?に返答済みだと言う。そんな連絡もらってないし、一体、どこに載っているんですか?と聞いたところ、担当者が、あの事業は元々、忠清南道内に住民登録番号を持って在住している人向けの事業だったと言う。だから、忠清南道で仕事をして忠清南道に税金を納めていても、例えば隣の世宗市に住所がある人なども対象にならなかったという。(↑ 確かに、それで揉めているというニュースは何度か見た)だから、外国人を差別して、外国人には出さなかったというワケではない、忠清南道民としての住民登録番号を持っていないから対象にならなかったんだ、と言う。いや、でも、外国人だから対象外だと言われた、と言うと、「それは現場の人が間違っている。そんなふうに言うべきではなかった。あくまでも、忠清南道民対象の事業だったのでその対象に入らなかっただけだ」韓国人は絶対に、謝らないし、自分の非も認めない。「外国人を都合よく扱ってますよね。そのことについて忠清南道の立場は?!?」と、しつこく言ったが、今回の事業の対象には含まれていなかっただけで、決して外国人を差別しているわけではない、というスタンスは絶対に変わらなかった。今更「あ、じゃあ、やっぱり緊急生活安定資金お出ししますね!」になるはずがないので、電話を切った。どうせこの人は下っ端の公務員で、この人に訴えたところで、今回のことが何か変わるわけでもないんだろうし。海外暮らしって、理不尽なことがいっぱいある。気持ちを切り替えて、今日もゴロゴロ過ごそう。