ヨンジュさん宅へ
コロナ拡散によって、2020年の2月末からはんらが日本語を教えていた住民自治センターの日本語講座は閉講となってしまった。もう2年以上経つ。先日、巨済で再会したユンさん(←クリック)は当時の教え子さん。ヨンジュさんという教え子さんは1週間に2,3回は、カカオでメッセージなどを送ってくれている。ヨンジュさんは6年くらい前に脳溢血?で倒れて真夜中に緊急手術を受けて一命をとりとめた人。今も体の左半身をあまり動かせない。不自由な体ではんらの教室に通ってきてくれていた。日本語講座は開講しないけれど、久しぶりに会おうよ、という話になり、ヨンジュさんの家に遊びに行って来た。はんらの住むマンションとヨンジュさんの住むマンションの間には標高130メートルくらいの小さな山がある。山を越えて歩いて行ける。が!バスに乗って行った。バスだと6つ目の停留所で降りる。ヨンジュさんの住むマンションの入り口は、桜並木がきれいだと、この辺ではちょっと有名。入り口の桜並木。ケナリ(レンギョウ)も満開~左に見える建物が、ヨンジュさんが住むマンション。すぐ前が山で8階に住んでいるので、マンションからの眺めがすごく良かった。目の前が山なのは、すごく素敵。でも山火事が発生したら?と思うとちょっと怖いかも。お昼は、チャーハンの出前を取ってくれた。ヨンジュさんは倒れて以来、数年間は車いす生活だったらしいが、その後、リハビリを頑張って、今はかなり普通に歩ける。左手はあまり動かないので、リハビリを兼ねて、アクリルたわしをセッセと編んでいるんだそう。「先生(←はんらのことね!)に差し上げようと思って準備しました」と言って、たくさんのアクリルたわしを出してきてくれたので感動してしまった。右下は手編みの小物入れ片手が動かないので、1つを編むのにものすごく時間がかかるんだそう。心をこめて編んでくれたアクリルたわし。大切に使いたいと思う!今は3人の息子さんはみんな社会人になって家を出ている。ご主人と2人暮らしなのかと思ったら、不自由な体で1人暮らしだというので驚いた。ご主人は、仁川の方?でお仕事をしてるんだそう。ヨンジュさんは倒れて体が不自由になったので、ご両親が近くに住む天安に引っ越して来て住んでいるんだそうだ。「日本語教室があった時は、週に2回、出かけてみんなと会って、楽しかった。今はほとんど出かけることもなくなった」とヨンジュさん。あ~、コロナの弊害がこんなところにも~(TT)