福祉館の食堂
はんらは今は、天安市の社会福祉館というところで60歳以上の人を対象に日本語を教えている。受講生たちは週に1回2時間の授業を5ヶ月で5万ウォン(約5千円、1ヶ月あたり千円)を払えば受けられる。日本語以外にも、英語、書道、絵画、ダンス、ヨガ、体操、パソコン、スマホ、気功、卓球、ビリヤード、ウクレレ、ボードゲーム、歌、オカリナ、ハーモニカ、エトセトラ。いろんなシルバー教室がある。シルバー教室以外に、一般成人向けの講座もいろいろある。料理、ギター、カリグラフィ、工芸、刺繍、水彩画、アクリル画、生け花、陶磁器、韓国舞踊、ドラム、エトセトラ。一般成人向けは、5ヶ月で10万ウォン(1ヶ月あたり2千円)程度。幼児向け、小学生向けの講座もある。福祉館内部には、無料で健康チェックできる部屋、マッサージチェア、図書室、カフェなど、タダまたは安価で利用できる施設も多く、事前に申し込めば、誕生会をやってくれたり、母の日や父の日のような日にカーネーションをくれたりプレゼントをくれたりもする。そして食堂があるんだけど、60歳以上は3千ウォン(300円)で利用可能。講師は4千ウォン、60歳を超えた講師は、3千ウォン。月に千ウォンで、これだけ利用できるのはいいと思う。食堂で、受講生さんと一緒にお昼を食べてみた。日替わりメニューで、この日のメニューは雑穀ご飯味噌汁キャベツのサラダカニカマとブロッコリーと人参のマヨネーズ和えハンバーグキムチヤクルトセルフなので、たくさん食べたい人はたくさん取っても構わない。今の韓国で300円で、タンパク質と野菜のある食事が取れるところなんて他には無いと思う。はんらも講師をやってる限りはあれこれ施設を利用し、講師をやらなくなったら何かの講座を受講して、施設も利用しようかな~と思っている。