カテゴリ:映画
話題作でもあり、
封切られると同時に観客動員数が1位となった韓国映画。 主演、ファン・ジョンミン、チョン・ウソン、イ・ソンミン。 観客の評点が高いので、 観客動員数はかなり伸びそう。 今のところ、封切り6日で213万人。 はんらたちが行った回も、ほぼ空席はなかった。 1979年12月12日に韓国で起きた軍内部の反乱事件を扱った映画。 韓国国内では「12.12軍事反乱」と呼ばれている。 ウィキは、こちら(←クリック) コーちゃんは見に行く前から 予告動画を見て、ものすごく盛り上がっていたが、 見終わってからも 「今年、最高の映画」 と、大絶賛。 悪名高い全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領をファン・ジョンミンが演じた。 悪名高いと言っても、 その政治手腕を称賛する人も多く、 全元大統領のおかげで韓国が大発展したと考える人も多い。 特に、慶尚道の人には評価されている。 全羅道の人にとっては極悪人でしょう。 東西分裂の原因になったような人かも。 1988年のソウルオリンピックを誘致し、 1982年にはプロ野球をスタートさせ、 プロサッカーリーグを創設したのも1983年と、日本のJリーグ創立よりずっと早い。 (↑よしくんもその点では全元大統領を称賛) よしくんの話では、スポーツ好きで勉強はイマイチだったとのこと。 それでスポーツ発展には力が入ったのか? サッカーではキーパーをやってたとか。 それでも陸軍士官学校というエリート校出身だけどね。 日本人のはんらには、 いまだ、どういう人物だったのかわかりにくいのだけど、 ファン・ジョンミン演じる全元大統領(映画では、「チョン・ドゥグァン」になってる)を見て、 あぁホントにこういう感じの人だったのかも? だから反発する人は反発する、 でも、惹きつけられる人は惹きつけられたのかも? と思った。 映画中、当時の崔圭夏(チェ・ギュハ)大統領の無力さにも驚いたし、 国防部長官だった盧載鉉(ノ・ジェヒョン)の無脳ぶりにも驚いた。 ノギさんが 「これじゃ、子孫たちから歴史の捏造だと訴えられるのでは?」 と心配するほど、無能な国防部長官に描かれていた。 ハナ会のメンバーたちも、後に大統領になったノ・テウ陸軍少将以外は、 みんな、体制が優勢になるとチョン・ドゥファン陸軍少将を持ち上げ、 劣勢になると 「どうしてくれるー!」 と不平不満ばかり言ってる口だけの人たち。 最後のシーンでは、それらのメンバーが その後の韓国の政治の中心になったというから これはもう、口あんぐり。 これじゃ、いい国になりようがなかったですな。 「勝てば官軍負ければ賊軍」そのものの歴史だったのですね、やっぱり。 外国人のはんらが 「韓国、ダメだこりゃ」 と思ったのに、韓国人たちが高い評点をつけてるのが不思議な映画。 そういう点では、非常に興味深い映画でもある。 チョン・ウソン演じる首都警備司令官の張泰玩(チャン・テワン)少将(クーデター鎮圧を試みるも失敗して失脚)がやたらとカッコいい人物に描かれていたが、 それはどうなんだろ??? 史実なのか? 映画は映画か??^^; 映画館に飾られていたクリスマスツリー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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