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カテゴリ:柊威の成長記録
3月29日(木) ちび猫くんの日記 (生後2,828日目)
未明に、ちび猫くんを起こしてトイレに連れて行ったら 半分寝ぼけながら 「あのね、ばあちゃんと遊んだの。」 と言うではありませんか。 数年前に亡くなった私の母のことです。 「ふ~ん、よかったねぇ」 と返事をかえすと、 「うん、ばあちゃんちの近くの砂利道でばあちゃんが一緒に遊んでくれた。夢だけど。」 と続けた。 去年も確か、彼岸が過ぎたこのぐらいに、母は私の夢枕に立った。 彼岸は終わったのに、お母さんまだいるの?? なんて思ったものです。 朝になると、あたり一面が真っ白になっていてびっくり。 関東では桜が舞う頃だというのに。 この大きな綿毛のような雪を見ると、春だなぁ~と思います。 (真冬の間はサラサラの細かいパウダースノーが降ります。) 母と雪は、なんとなくつながりがある。 母が亡くなったのが4月1日で、葬儀の間ずっと雪が降っていた。 ちょうど今日みたいに。 私が高校を卒業して、東京へ上京する日もこんな大雪の日で、 母がその雪の中を運転して私を送ってくれた。 春の雪、母、別れ、そんなイメージ。 火葬の日も、空へ昇ってゆく母の白い煙と、 空から舞い降りてくる白い雪とが対照的でなんとも云えない気持ちがしました。 命日近くになり、故人が夢枕に立った・・・という話をよく聞きます。 仏教では、命日は死者と生者が対面する日という意味がこめられているそうです。 だとしたら、母も命日には戻ってくるのかも。 いつも春の彼岸に現れないのは、どうせだから命日の時でいいわね、みたいな?笑 たった一度だけ、誰かの夢枕に立てるとしたら、 私ではなく、ちび猫の夢に現れても不思議はない。 というか、その方が母らしい。 母はいつも、私よりもちび猫に会いにきてたもの。 もうすぐ、会えるよ、 ちゃんとお参りに来てね、と、ちび猫にそう言いたかったのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 31, 2007 01:34:30 AM
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