雲の上はいつも蒼空

この頃ずっと思ってることがある。

自分の個室が欲しい、ってこと。

私はきょうだいがいなかったので、
育つ過程では常に自分ひとりの部屋があった。

６畳、８畳、10畳、４畳半、
理想の部屋を探し(？)て、
家の中で引越しをつづけたことも…。

自分の部屋への思い入れはかなりある方だと思う。
インテリア雑誌などの写真を見るのも大好き。
（真似する勇気とセンスはないんだけどね～）


今は一階に、
息子に６畳、娘に４畳半の部屋がある、
その上、
夫には仕事上どうしても勉強部屋、書類部屋が必要。
それで約９畳の部屋を夫が使っている。

引っ越す時にずいぶん探したのだけれど、
寝室の他に、家族四人に個室がある間取りなんて、
ほとんどないといっていい。

パパとママは寝室ひとつあればいい方、という感じ。

家族が留守の間はうち中全部が、
自分の部屋みたいなものと言えなくはないが。

でもやっぱり、
自分のものだけを置ける場所（私の荷物は結構多い）、
特に夜中などに一人になって、
書きものや勉強などできる場所は必要

…と痛感する今日この頃なのである。


少し前には、
玄関の上の吹き抜けの二階相当部分に、床を作って、
中二階のようにして部屋を作ったらどうかしら？
なんてたくらんでいた。

でもそうなると改築ということになり、
費用も手間もおおごとになる。
現実的に見て、なかなか無理な話だ。

夫はその吹き抜けが気に入っているようだし。


でもよ～く見直してみると…、
夫の部屋の脇にタンス部屋があるのだ。
広さにして約３畳？

今は完全に納戸になっているが…。

ここの荷物を思い切って整理して、
自分の部屋にしたらどうだろうか？
なんて思ったりしている。

それに必要なものは何かというと…。

思い切って荷物を捨てる勇気。

ですね。

大体が昔の書類や本類。

引越しの時も、捨てようと思いながら、
捨てられなかったものの数々。

いよいよ処分の時がやってくるか？

開けてまたフタを閉める、
という日々の繰り返しから、
脱することができるのか？

いや、何としても脱せねばならない。

なんて思っているここ数日なのである…。