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雲の上はいつも蒼空

雲の上はいつも蒼空

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2015.02.24
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さてさて、
相変わらず受験生の母してますが、
(明日が第一志望入試本番です。ドキドキしてきました)

最近の出来事の中で、
記憶に留めておきたいことの一つに、
「映画のエキストラ初体験」があります。

参加する際に、
あまり公言しないように注意があったので、
具体的には書けないのですが…。

これは原作からして、
娘の中で一時大ブームを巻き起こしたお話で、
映画の話があった時はそれだけで大興奮。

秋にその映画のホームページの告知で、
エキストラ募集があったので、
「これ面白そうだね!」と、
ダメ元で何気なくエントリーしておきました。

それから何回か、日付や場所、
募集する年齢層などを提示したメールが来て、
対するフォームにこちらのデータを書き込んで応募、

そんなことをするうちに、次第に期待も高まります。


いくつかの抽選漏れ告知メールを受け取りました。


こちらは中学生のため、
平日は参加できないという制約があります。
期待していた冬休み中のロケに全部外れて、
かなりがっかりしたのですが…。

年明け1月8日、
ついに当選メールがやってきました。

それまで6回の落選を経ているので、
その時の感動はひとしおでした。

(ちなみに応募した計10回の内、当選は一回のみでした。)

日にちは成人の日の祝日(1月12日)。
早朝集合ですが、
土地勘のある場所で心配なし。

日時場所とも理想的な設定でした。

応募は娘の名前でしてますが、
一緒に来る人も参加して下さいとのこと。
服装の指示なども書き込んでありました。


当日は高速の凍結もなんのその。
ちゃんと時間前に集合場所に着きました。

以前行ったことのある建物でしたが、
たくさんの機材やスタッフの人たちの存在が、
ちょっと違った緊張感を高めます。

早速建物内部に通され、
会議室で説明を受けます。

出演俳優さんたちに、
握手やサインなどは決して求めないこと。

今日見聞きしたことの詳細は、
公言しないこと。

それはそうですね。
ネタバレになっちゃってはつまらないです。
(私も気をつけて書いてますよ~)

娘たちはあちらで用意した、
衣装を合わせるために別室へ。

付添は待機時間が長いだろうと、
本など暇つぶしを沢山持って行きました。

他の人たちもその構えでスマホなどいじってました。

付添さんにもけっこうお呼びがかかりますよと、
前もって言われていたのですが、

ホントにその通り、始まって間もなく、
「ここからここまでの人どうぞこちらへ」
とお呼びがかかり、現場に出向くことに。

「春なので上着は脱いで下さいね~」と言われ、
ひんやり感が未知の場への心細さを、
更にかき立ててくれました。


指示に従って階段を上がると・・・。

な、なんといきなり主演男優の〇〇くんと遭遇。

一瞬バッチリと目が合い、

最初から、考え得る中で最もラッキーな設定に、
私はヤッタ!とものすごく顔がほころんでしまいました。

多分〇〇くんには「この人どんだけ僕のファンなんだ」と、
思って貰えたと思います。


私は〇〇くんの3、4メートル後ろで、
その辺のものを選んだりする仕草をしているように、
とのことで、演技に集中。

日常的な動作なので、
難しいものではありませんでした。

〇〇くんの声なんかも、
聞こえてきたりします。

姿形も声もホントにTVと一緒だ~。

一視聴者としては結構昔から知ってる人なので、
感慨深いものがあります。

それと同時に、その人は今は☆☆さん(役名)で、
まさにその場は、物語の中でした。

娘に勧められて、原作を読んでましたので、
私も背景の一部として、その物語の世界に、
参加してるんだ、と思うと不思議な感覚。


そんな中でテストと本番を数回繰り返し、
無事OKが出ました。

〇〇くんの出番は、
それで終了だったらしく、
お疲れさまでしたの声が飛んでいました。

あ、帰っちゃうのね。
階段を下りる〇〇くんを、
名残惜しく目に焼き付ける私。

と、再び〇〇くんとバッチリ目が合いました。

結構距離あったのに、
眼力(めぢから)すごいです。
さすが主演俳優。

でも私はオバさんなので、臆せず見返しましたよ~。

ここで手を振りたかったなぁ。

私の生涯の中で、
おそらく5本の指に入る、
イケメンとの出会いの瞬間でした。



それからも、階下で椅子に座って、
本などを読んでいるシーンや、

通り過ぎる通行人のシーンが続きました。

指示は、
「スタートの声がしてから10秒間経ったら、
こちらからあの場所へゆっくり歩いて行って下さい」
とか、
「向こうからあの黒い服の人が歩いてきて、こちらに着いたら、
5秒後に通路を斜めに横切る形で向こうに歩いて下さい」

とかいう形で出されます。

完全に別行動になっていた娘も出番が近づくと、
そのグループでいろいろと指示を受けているみたいでした。


そしていよいよ。
主演女優の◇◇ちゃんとの遭遇もやって来ました。

普段TVで見ると丸顔の印象でしたが、
本物はものすごく細くて、足が長くて、
顔が小っちゃくてまつ毛が長かったです。

お弁当のあと、車いすも入れるトイレの洗面で、
歯を磨いていたら、
付き人に伴われ、気づかずに入ってきた◇◇ちゃんが、
「あっ、ごめんなさい~」と言って出ようとしたので、
「いえっ!もう終わりますので、どうぞどうぞ!!」と、
慌てて出て来ました。


一般の施設なので、控室とかないんですよね。

仕事のイメージとしては舞台上やスタジオなどで、
キラキラしたスポットライトを浴びている感じですが、
案外、こうした映画のロケなどでは、
大変な環境でのお仕事も多いんだろうな…と思いました。


◇◇ちゃんとの共演(?)は、
最初、彼女たちが歩く後ろを通って、
階段を上る動作だったのですが、
のちに彼女たちが歩き出してから、
階段を下りて行く動作となりました。


ずいぶんいろんな通行人をやりましたが、
服装を替えて下さいとは言われず、
こんなに同じ服装のままで大丈夫かしら?
と同じエキストラの人と話したりしてました。

着替えを持って来て下さいとの指示で、
季節の違うものも持って来てあったのですが。

余程カットされてしまうか、人影程度なのか。

あるいは、ぼかしたり、色を替えたりが、
編集段階で自在に出来るのかも知れませんね。


さらっと書くつもりが、
書きだすとずいぶん長くなってしまいました。

実はまだまだ書きたいこといっぱいあります。


今回は前編として、ひとまずアップしますね。


具体的な事項は何も書いていませんが、
もし気づいちゃった方がいても、
(映画名や俳優さんのお名前など)、
気づかないふりして下さいね~。



ではでは後編に続きます!






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最終更新日  2015.02.24 12:49:19
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